三十七話 NOside ページ39
―家―
ｻｽｹ「父さんッ！！母さん！？どこだよ…どこにいるんだよ姉さんッ！！」
叫びながら家の中を探す。
しかし、誰からの返事もない。
サスケがそれでも探し続けていると、
ｷﾞｼｯ…
ある部屋の一室から小さな物音が聞こえた。
ｻｽｹ「ッ！！」
サスケは、誰かいるのかを確かめるためにドアノブに手をかける。
ｷﾞｷﾞｨ…
ゆっくりと開いていくドア。
サスケが部屋を覗くと…
ｻｽｹ「なッ！？」
・・・そこには、既に死んでいる父と母の姿があった。
ｻｽｹ「父さん！！母さん！！」
その奥には、目に『写輪眼』が浮かんでいる、うちはイタチがいた。
ｻｽｹ「姉さん…！？父さんと母さんが！！
なんで！どうして！！
いったい誰がこんなこと…！」ｶｯ
サスケの横に手裏剣が通り抜ける。
その瞬間、サスケの腕が少し切れた。
ｻｽｹ「くッ…！」
そして、普段のイタチならば絶対に言わない言葉が発せられる。
ｲﾀﾁ「愚かなる弟よ…」
ｻｽｹ「………ぇ？」
そっとイタチの閉じていた目が開かれる。
その目は…
,
赤い、とても綺麗な “万華鏡写輪眼” だった。
ｻｽｹ「ぎゃあぁぁああッ！！！」
ﾊﾞﾀｯ
目を見て、幻術にかかったサスケは悲痛な叫び声を上げて倒れてしまった。
きっと一族を誰が殺し、どうやって殺したのかを見せられたのだろう。
ｻｽｹ「…どうして……姉さんが…」
ｲﾀﾁ「…器を量るため」
ｻｽｹ「……器を量る…？
なんだよ…それ……」
ｲﾀﾁ「私に合う器を探すためだ。
…まぁ、お前はまだわからないだろうな」
ｻｽｹ「なんだァ…それ…」
サスケがふらふらと立ち上がる。
ｻｽｹ「ふざけんなァ！！！」
ダッとサスケがイタチに向かって走るが、血で滑って転んでしまった。
サスケが転んだ位置からは、死んだ父と母の顔がよく見えた。
ｻｽｹ「ぁ……ぅ…」
サスケの目から涙が溢れる。
ﾀﾞﾀﾞｯ
サスケは恐怖心に負けてその場から逃げた。
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草薙@nyankolove_nagi - ごめん作者さん…読む前に言いたい事が……………………主コメ?の『｜ω・`)ﾁﾗｯ』にｷｭﾝとｷﾀ((鼻血← (2020年11月26日 21時) (
レス) id: e70c8bbbc1 (このIDを非表示/違反報告)
山さん - シスイさんwまさかの名ずけ親www (2019年1月17日 10時) (レス) id: 51d439eade (このIDを非表示/違反報告)
プリン★スポ隊隊長兼副 いろいろ最高な小説多いよな← - REBORN知ってる人だあああああ！(クローム大好き野郎です←)イナズマイレブンgoも知ってるんすね！？ドラゴンボールは見てないけどね← (2018年4月19日 21時) (レス) id: 4588ab3ba5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：龍田 | 作者ホームページ：http://http://uranai.nosv.org/my.php
作成日時：2014年10月28日 21時
