友達1 ページ2
ピンポーン
『朝比奈』と書かれている表札の家のチャイムを鳴らす。
何度も見てるのに今日は少し緊張してしまう。
中からドタドタと足音が聞こえ目の前のドアがガチャっと開く。
「ごめん〜!迎えに来てくれてありがところん!」
新しい制服に身を包んでにぱっと笑う彼女はとっても可愛かった。
「...ん。早く行こ。」
「うん!」
今日は入学式。Aがこの高校に入ると言っていたから僕も頑張って勉強して入ることができた。
「こうやってまたころんと一緒に通学できるの嬉しいな〜。2人で入れてよかった!」
「お前推薦で受かってたからまじびびったわw」
「いやいやw何気二次試験で受かる方がすごいわwってか制服似合ってるね、かっこいい〜!」
「!?...お前に褒められても嬉しくねーよw」
嘘。まじうれしい。
「なにそれひっどw」
「Aも似合ってる(ぼそっ」
少しそっぽを向く。
こんなとき素直になれればいいのに。
「なんて??」
「なんでもね〜〜〜。」
僕が少し早足で歩くと「も〜」と言いながら小走りに着いてくるAは可愛かった。
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作者名:ミルクチョコ | 作成日時:2019年8月23日 17時