【ハイキュー】対異端学園の異端系少女

#31 ページ33

「ねぇ、和海は部活、入るの？」





突然ひょっこりと出てきた孤爪が私に声をかけた。





内心めっちゃびっくりしたけど顔にも声にも出さなかった私を誰か褒めてほしい。





ちなみに孤爪は私と同じB組だった。






『そもそも部活とは何か、からなのですが』






「あー、そこから。簡単に言うと………人と仲良く馴れ合いながら同じ趣味を楽しむってやつ。……………俺はあんまし好きじゃない……」






白目になり顔も青くなっていく孤爪。





人見知りには辛いのね。





『………入らなきゃいけないって訳じゃなさそうだからね。入る気は無いよ。


仲良くしすぎない程度に人と関わって行きたいからね』






私はそう言って首をちょんちょんとつついた。






「そっか」





孤爪はそう言うと、自分の席に戻って行った。

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