【呪術廻戦】転生後、推しの妹になりました。 (ページ9)

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９. ページ9

「着きましたよ。」

と伊地知さんに言われた瞬間私は飛び起きた。

「あ、起きた？A。おはよ、」

と笑顔で言ってくれる推しは尊い。

「ん、起きたのか。よく寝れたか？」

と横から頭を撫でてくれる恵、尊い。

「あら，起きたのね、寝顔可愛かったわよ。」

しれっと恥ずかしい事言わないでッ！？

『うんー！よく寝れた！3人ともおはよー！』

...じゃなくて今は目の前にある事に集中しないと。
この事件さえ食い止めれば未来は結構変わるはずだ。
気を引き締めていかないと。

それから伊地知さんから説明を聞いて、
___帷が下ろされた。

今の所原作と変わりなく物語が進んでいる。

中は生得領域になっていて、

そして進んでいくと道が塞がって、

危険が迫っていっている事がわかると悠仁が手を繋いでくれて、

「俺の側から離れないでくれ、A」

と言って安心させてくれた。

そして正さんが亡くなっている現場について、
そして悠仁と恵の言い争いが始まった。

もうそろそろ、

もうそろそろだ。

ﾄﾞｸﾝｯ

＿＿＿＿＿＿＿＿来た。

“特急呪霊”

そして野薔薇ちゃんが連れていかれた。

「っ......」

恵と悠仁は静止して5秒ほど動かなかったが、

悠仁が呪具を使って斬ろうとした。

＿＿＿＿＿先に此処だッ！

同時に刀を特急呪霊に振り被せて、

ｻﾞｼｭｯ

『い“っ......』

本来なら悠仁の腕が飛ぶはずだが、
私が割り込んで二重攻撃をしたおかげか私が腕に深い傷を負っただけで済んだ。

「Aッ！！！！！！！！！」

その血で私は、

”血狼“

術式を発動させた。

『....うっ.....2人とも逃げて！！』

「A！伏黒！2人が逃げてくれ！！」

とゆーじは叫ぶ。
ダメだ、ダメなんだよ、未来を知ってる私が此処にいなきゃ。

「虎杖.....A....ッ。。！」

「頼む俺を信じてくれ。逃げたら合図してくれ。合図が伝わったら宿儺と変わる。」

「ッ....。」

と眉間に皺を寄せながら恵は野薔薇を追って行った。

「A！早く逃げろ！！！」

と私に向かって叫んだが、

『っ....嫌だよ！！！私もお兄ちゃんと戦う！！！！...そしてもう今逃げようと思える状況なんかじゃない！』

と言った瞬間特急呪霊により呪力が飛ばされた。

「ッ.....なら俺の側から離れるな！！！Aはぜってぇ俺が守る！！！」