【呪術廻戦】転生後、推しの妹になりました。 (ページ20)

今日:2 hit、昨日:10 hit、合計:13,653 hit

２０. ページ20

「んん.....。」

と目を擦りながら悠仁は目を開けた。
そして、私が起きた事が分かると目をぱちくりさせて少しの間硬直していたが、
状況を理解して、じわっと涙を溢れさせて

「Aーーーーーっ！！う”ぅっ....A…ごめん…俺…守れなくてっ…う“っ…」

と私に強く抱きついた。
抱きしめていたその手は震えていて、力は強いがまるで壊れ物を扱うかの様な手つきだった。
そして、暫く泣き止まなくて背中をポンポンとしたら、

「俺、Aを守れる様に…強くなるから！ぜってぇAを傷つけさせねぇ、

　だからもうちょっと待ってくれ。」

って言って私の頭を少し乱暴に撫でた。
強く決心をした目をしていた。

私は10間眠っていたらしい。
そしてその間に＿＿＿”順平“の事件は既に起こっていて

真人とも対戦し終えたらしい。
結果、”ばいばぁい“なんてふざけた言葉で逃げられただそう。

悠仁は人を殺した。と言って自分を責めていたが、
呪術師やっていればこれからもそんな状況は生まれてしまう、お兄ちゃんは“正しい判断”をしたよと慰めた。

任務以外はずっと私につきっきりで、
五条先生に「凄い兄妹愛だね〜」とか言われてたんだって。

2日経って順調に体力も戻っていた私は交流会のことを聞かされた＿＿＿。

来た。交流会。

これも未登録の特急呪霊のせいで死者を出してしまった大変な事件。
少しでも役に立たないと。

＿＿＿大切な人の未来のため。