【呪術廻戦】転生後、推しの妹になりました。 (ページ16)

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それからというもの、毎日忙しい日々を送っていた。
悠仁は恐らく今頃七海さんと“映画館事件”の関係で２体の呪霊と戦っている所だろうか。
一方私は、同じ任務に行かせてもらえず五条先生と体術で対戦させられるだけだった。

『....うっ...』

ﾄﾞｻｯ

「はーい、また僕の勝ち〜」

余裕そうに見下ろされているのだが、
ヘラヘラしているみたいで少し腹が立つ。だが顔はいいな、おい。

「A、自分の術式について理解してる？」

と聞かれて、

『…、自分から流れた血を操りますが、』

「うーん、その様子だとあんま知らないみたいだね』

と言われると１から丁寧に説明された。
どうやら私は“天与呪縛”持ちで体が丈夫じゃ無い代わり珍しい術式と“眼”を持っているらしい。
と言われてもよく分かんないでしょうから実践で頑張ってきな〜と言われ2球未満の呪霊の任務を、
しばしば1人で任された。

＿＿＿ある時だった。

その日は、悠仁と２人で任務に駆り出されていた。
”原作“に無い任務で非常に戸惑った。

“日永病院＿＿。

不可解な現象が起き、患者が続々と行方不明になった廃病院。
呪霊を非術師の目で確認され、

１年が２人が派遣された。“

「ここが任務場所です。」

と伊地知さんに言われ、車から降りる。

「では、帳を下ろします。ご武運を。」

ﾋﾟﾁｬﾝｯ＿＿。

伊地知さん曰く、ここは最近廃病院になったものだそうだ。
ここは造りが複雑で広い為”気をつけなければ行けない“そう。
呪霊の数は不確からしいが今確認されている中では3級呪霊3体らしい。

少し歩いていくと、A棟とB棟に別れる道があった。

『じゃ、私はB棟から行くね。』

と言ってB棟の方へ走って行こうとしたのだが、
悠仁に手首を掴まれてしまった。

「1人で行くな、危ないだろ。」

らしい。

『大丈夫！五条先生に稽古つけてもらってたし何より今日は3級呪霊だから。』

と説明をしても少し眉間に皺を寄せて私1人でB棟に行かせるのを
拒んでいたが私があまりにも粘り強かったため，仕方無さそうに手首を離した。

そして、

ｶﾞﾊﾞｯと、私を一度抱きしめてから、

「何かあったら戦わずに逃げろよ、俺、Aに何かあったらって考えるとすげー怖いんだ。」

と言った。

「うん約束するよ。」

って言ってから悠仁はA棟の方へ走って行った。
私も急いでB棟へ繋がる道を使って向かっていった。

＿＿＿＿＿＿＿。