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13. ページ13

宿儺はそれを聞くとぽかーんとした口で少し硬直し、
また何か考えてから、

「仕方がない__。俺が彼奴の所まで着いて行ってやろう。」


と言って私の手を握った。
え、推しに手を握られた....。

「迷子にならんようにな。ケヒッ」

と微笑しながら、連れて行ってくれた。
その間宿儺は私の歩幅に合わせてくれていた。
少年院から宿儺と手を繋いで出て来る私を伏黒は

びっくりした様子でこちらに駆け寄った。
まぁ当たり前の反応だよね....。

「おい、宿儺、虎杖はどうした。」

「小僧なら代われといっても中々変わらんからなぁ。

代わりにAをここまで連れて来ただけだ。」

「Aに手を出してないだろうな。」

と言うと伏黒は私の肩を持って引き寄せた。

「そう慌てるな。その逆だ、反転術式を使って治療した。」

と少しドヤっている宿儺を見ると少し笑みが溢れる。
あの宿儺が?と言う顔をしている伏黒の顔は笑いを隠せない。

そして暫くしてからまた、

「おい小僧、早く代われ。Aが待っているぞ」

と言うとゆーじは帰ってきた。

「.....A。本当にごめん。結局守れなかった。」


『お兄ちゃん。大丈夫だよ、自分を責めないで』

こんな言葉が彼の励ましになるなんて微塵も思ってない。
けれどそんな悲しんだ顔をしないでほしい。
そんなに自分を責めないでほしい。

「.....虎杖。お前は悪くない。相手が悪かっただけだ。
今はもう高専に帰るぞ。」

と伏黒は言った。







『っあ___。ちょっと待ってめぐみっ!』














『お願いがあるの。』
















『____________。』



















その後、上層部に“虎杖兄妹”は今回の任務で死亡したと、
伝えられた。

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月見瑠奈ールナー(プロフ) - 他界隈が失礼します!オ/リ/フ/ラ立ってしまってますよ〜! (7月9日 10時) (レス) id: 9de8b14570 (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - オリ‘フラ立ってますよ!💦 (7月9日 8時) (レス) id: d16c4af477 (このIDを非表示/違反報告)
紅奈虹夢(プロフ) - 面白いです!尊敬いたします (2023年4月17日 20時) (レス) @page20 id: 57d6b15c0e (このIDを非表示/違反報告)

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作成日時:2023年4月16日 9時

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