この世界で生き残るために【約束のネバーランド】【男主】 (ページ9)

今日:28 hit、昨日:85 hit、合計:190,805 hit

8.策士ページ9

「で」

「また捕まっちゃった〜〜〜っ」

地面にうつ伏せになりバタバタと手足を動かすエマ。

「ラスト一人で10分持ちこたえたぞ。新記録じゃないか」

「充分すごいよ、エマ」

俺もあのまま逃げたとしても捕まってただろうし。

ちなみに、現在アリシアの髪を結んでいます。
鬼ごっこしたらぐしゃぐしゃになったとか。

「くやし〜！なんでノーマンあんなに強いの？」

「問題、現状ノーマンとAにあってエマにないものはなーんだ？」

「え！？いっぱいありすぎて...」

「戦略だ」

そんな会話を聞きつつ、結んでいく。

「ん、できたよ」

「ほんと！？ありがとうA！！」

そういってアリシアはギルダたちがいる方へと走っていった。

「＿＿こいつがやってんのはそういう遊び」

「それか鬼ごっこの面白さでしょ？」

「うーわ、それ言っちゃう？」

「な？だから強いんだよ」

「──で当然レイとAにもあるんだ、“戦略”ってヤツが。」

「ある(･･)どころか2人は僕なんかよりずっと策士だよ」

こっちを見たノーマンが、誰かさんはわざと捕まったりするし、と続けた。

うっ、まだ根に持ってんのかよ...。

「オイ、買いかぶんな」

「レイはともかく、俺のこと過大評価しすぎ」

「敵の策(て)を読む...か...」

これからはエマが頭を使うようになる。

マンガで読んだときは好きだったな、このシーン。