この世界で生き残るために【約束のネバーランド】【男主】 (ページ4)

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3.想起ページ4

長い、長い夢を見た。

日本という国で生まれた“俺”が大学生となり、医者を目指すため毎日勉強に明け暮れていた。

そんな中、息抜きとしてとあるマンガを買った。
タイトルは「約束のネバーランド」

子供たちが頭脳を駆使して絶望に立ち向かう。
衝撃の脱獄ファンタジー！！

という宣伝文句とその内容に惹かれ、一週間もせずに読み終えた。
明日からまた頑張るか、と意気込んだところで夢から覚めた。

どういうこと？僕は、Aなの？それとも大学生だった...？

まだ痛む頭を必死に回転させる。

しばらく考えて出た結論は...

これ、もしかして転生ってやつ！？！？

興奮した俺は熱をぶり返した。

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怪我してから4日、前世の記憶が戻ってから2日が経った。

2日も経てば意外と冷静になるもので、前世の記憶も定着し、今後の方針についても考えることができた。

現在、熱は下がったけど念の為...ということで未だ医務室生活を送っています。

ここまでくるとすんごい暇。

高熱だったからかママが徹底してエマたちを入れないようにしてたし、ママにしか会ってない。

誰でもいいから来ないかな。
ここ約ネバの世界だという実感もわかないし。

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Aの一人称は記憶を取り戻す前は僕、
取り戻してからは俺になっています。

そして、どんだけ寝てんだA！？ってなった方が多いと思います。

詳しく説明すると治りかけのときに前世を思い出したため、興奮と脳のキャパ的にまた熱をぶり返したのです。

Aが風邪を引いてる間はママが医務室に誰一人入れなかったので、ご飯を食べ、薬を飲んで寝るだけの日々を送っていました。