いっしょに★じゃんぷっ。１(ytxym)いっしょシリーズ(１)

＝Ｐ・２８＝ ページ29

「それはね涼介君。
　やっぱりさ＿＿昨日と同じ服装だと
　朝帰りだって思われてしまうだろう。
　だからね、これを。」


「これ〜？」


「ああ。」



首を傾げながら、洒落た紙袋を受け取り

・・ガサガサ。

「わ〜〜〜・洒落た服が一式・・。」



肌触りの良い白のゆるめ〜なニットと

たっかそうな細身の黒いパンツ。



そして＿＿＿

かっわい〜スタッズのついたブーツに

極めつけが、真っ赤な赤いコート！！



全部、マジで＿＿オレ好み・・。


「え？？な、コレ＿＿何？
　ど〜見ても、Ｐのサイズじゃないよな？」


「ああ、うん。＿＿実はね・・
　この服、靴などなど＿＿涼介君が着たら
　似合うだろうな〜って思って＿＿
　コレクションっと、ゆ〜か・・。」


「これくしょ・・ん？」


「いやいや、プレゼント。
　プレゼントしようと思っていたモノなんだ。
　やっと渡せたよ♡」


「似合うだろうなぁ〜って・・」


「ああ、そうだよ。
　ね、涼介君。君にプレゼントするから
　・・だから、着てみてくれないかな。」


「え・・でも＿＿わるいし・・。」


「いやいや、悪くないんだよ。
　遠慮しないで。ね、涼介君。」


「あ＿＿う、ぅん。
　じゃぁ・・着替えてくるね。」


「ああ、ありがとう涼介君。」


「いやいや・・
　ありがとうは、オレのほ〜だし。」


「ふふ。じゃ〜洗面所で、ど〜ぞ。
　着ていたパジャマも下着もね
　洗濯カゴに入れて置いて。ね？」


「あ。。ぅん。」


「ふふ、また涼介君が私の家に来た時用に
　置いておくからね。」


「あ・・うん。
　じゃ〜着替えてくるー。」


「ああ、どうぞ。」



＿＿＿＿＿＿



広〜い洗面所の洗面台の前で

一周回り、まじまじ見る。


驚くほど、、ピッタリなんですけど？！

すっごく可愛い。すっごい着心地♪


っつ〜かコレ！みんな高そう！！


おまけに、洗濯してくれたパンツが

オレのパンツじゃなぃみたいな感じ！！

いったい、どんな洗剤使ってんのかな？？



まったくもって、セレブだなぁ・・。

何か、でもー・・マジで王子様キ・ブ・ン♡



パタター。って走って、リビングで

支度の終わったＰに見せに行く。


「見て〜♪
　Ｐ、着れた〜〜。ありがとー。」


クルリと振り返ったＰが満面の笑みで

「わぁ〜〜！！似合う、似合うよ
　とっても似合うね、涼介君。
　あ〜・・素敵だなぁ〜。」


「もぉ〜〜、そんな褒めんなって！
　照れるしー。もぉーＰめっ。」

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