かえで様 ページ12
かえで- 初めてまして、ご相談失礼します。私は、週に2.3日ほど学校を休んでしまう、いわゆる不登校です。クラスメイトも先生も優しく、私自身クラスメイトや先生に対する不満は一切なく、逆に対して恩があるわけでもない自分を、学校がある日は毎日迎えにきてくれて、とても感謝をしております。ですが、私は日が経つにつれて、学校に行く頻度が減り、優しいわけでも気遣いができるわけでもない自分に優しくしてくれるのが申し訳なくなってしまいました。ですが、学校に行こうと思えば思うほど足取りは重く、気分は沈んでいき、学校に行きたくなくなってしまい、その上、学校に行きたくない原因がわからず、とても困っています。こういった場合、どの様に考えると気が楽になるのでしょうか?よろしければ教えていただきたいです。長文失礼しました。
かえで様、あなたは人の心を機敏に察することが出来る方なのでしょう。
そこで人に感情移入するあまり、自分の感情に素直になれないのではないでしょうか。
そんな優しいかえで様の、学校に行きたくない理由はプレッシャーにありませんか?
迎えに来てくれるクラスメイトに感謝はしている。
けれど、優しくされても心がついて行かず、結局好意を無駄にしている。
かえで様はそこにプレッシャーを感じているのではありませんか。
本当ならば「自分優先」で一旦クラスメイトは気にするな、と言いたいところですが。
優しいあなたならできないやもしれません。
ですので、その気持ちを正直に打ち明ければいいのです。
「いつもありがとう」の一言だけでも構いません。
自分の気持ちをバカ正直に表現してみてください。
誰も、葛藤している人に辛く当たることはないでしょう。
相談されるということはきっと嬉しいことでしょう。
頼りになる、信頼できる、と思われていると感じるからです。
我々もしかり、クラスメイトもしかりでしょう。
何に悩んでいるのかもわからないまま。
努力したけれど変わらないまま。
この状態はクラスメイトも辛いのではないでしょうか。
それよりも、悩みを明確にしてそれをあらわにする事が、皆の幸せにもつながると思います。
初めは「いつもありがとう」だけで構いません。
少しずつ、人を頼ってみてくださいね。
人の心と一体化できる そんなあなたに愛と勇気を。 五色柱庵 大己貴
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作者名:五色柱 x他2人 | 作成日時:2023年1月11日 20時