筋肉の付け方？ ページ28
「あほかお前らは！！若利も若利だ！行くなって言われたら行くんじゃねえ！馬鹿か！！
AもAだ！早とちりして行くんじゃねえ！！」
『…はい…。』
「すみませんでした。」
鍛治君に思いっきり叱られちゃった…今日は気分ガタ落ちね…。
「そんなに気にすることないよ？いつも通りやって鍛治君の信頼をもっと上げればいいんだよ！」
『そうね…覚ちゃんの言うとおりだわ、アタシ頑張る！』
ガッツポーズをして、アタシはバスの中に入る。
あら、そういえばアタシの席どこだったかしら…？
「ここですよ、小野さん。」
手をあげて、アタシを呼ぶ賢ちゃん。
『あら、ここなの。』
「バスの席はくじみたいです。小野さん窓側行ってください。」
『何でよりによって窓側なのよ！』
移動がめんどくさいじゃない！ま、メイクをちょっと直したいし、見られないからいいのかもしれないわね。
「…あの、小野さん。」
『ん？なに？』
「小野さんは、どうしてそんなに体力があるんですか？」
目をキラキラさせて聞いてくる賢ちゃん。何があったのかしら…変なものでも食べたのかしら…？
『え、う〜ん…動力はほぼ若のおかげよね。若の近くにいたい。それだけだったのよ。』
「筋肉もありますよね。」
『無駄な筋肉が無いようにね。賢ちゃんは、ちょっと細いわね。』
「…やっぱりそうですか。」
『腕見せて？』
腕をスッと差し出した賢ちゃん。ジャージの袖をまくって、触ってみる。
「く、くすぐったいです。」
『我慢我慢〜。…はい、悪かったわね。そうね…賢ちゃん、ちゃんと糖分とかとってる？』
「い、いえ…それだと逆に脂肪がついてしまうのではないかと…。」
『逆よ。糖には頭を冴えさせたり、ビタミンも豊富なものが多いわ。逆に脂肪つけて運動してそれをエネルギーに変えるのよ。それも手だわ。』
ま、あとはよく寝る事かしら。食べ過ぎも寝過ぎも、運動のし過ぎもよくないのよ。
『自分の私生活が少しよろしくないなと思ったなら、少しずつ変えてくといいわ。
急にやれと言われても、できるのは難しいもの。』
アドバイスをし終えると、真剣な目でこっちを見ながらうなずいた賢ちゃん。
『でも、なんでそんな相談したの？』
「牛島さんみたいな筋肉を付けたくって…。」
『若のあれはつけすぎよ！』
そこがいいんだけれどもね！！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 776人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
果奈(プロフ) - この作品が好きで、イラストを描かせていただきました！慌てて描いたんで、汚いですが、よければと思い、URL貼らせていただきます。http://uranai.nosv.org/img/user/data/e/1/7/e17bd279216404e40fbed57fbb878906.pngこれからも、楽しみに待ってます！(*^^*) (2017年1月29日 16時) (
レス) id: c999b8088c (このIDを非表示/違反報告)
〜雨つばめ〜(プロフ) - いすださん» そう言っていただけるなら、ちょっと安心です……。ちびキャラ、書き次第URL書き込みますね……！（あと今更感ハンパないですが、私あんスタの鳴お姉ちゃん大好きです）小野ちゃんの活躍、画面越しにいつも見守ってます！ (2017年1月29日 10時) (レス) id: e76c2d9c3f (このIDを非表示/違反報告)
いすだ(プロフ) - 〜雨つばめ〜さん» いえいえ！スッゴイいい絵ですよ！主人公の名言がさく裂していますね！チビキャラ描いてくれるのですか！？ぜひともよろしくお願いします！ (2017年1月29日 9時) (レス) id: 886ceede30 (このIDを非表示/違反報告)
いすだ(プロフ) - 通行人Bさん» ありがとう！いやいや全然雑じゃないよ！載せたぜ！ (2017年1月29日 9時) (レス) id: 886ceede30 (このIDを非表示/違反報告)
いすだ(プロフ) - ホタルさん» ありがとうございます！いやぁ、物凄くかっこいいですね！載せました！ (2017年1月29日 9時) (レス) id: 886ceede30 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
