検索窓
今日:11 hit、昨日:23 hit、合計:53,174 hit

医務室行き。 ページ34

若の連続サーブ、まぁ打つ本人も辛いでしょうけど、それに対抗している烏野は皆もっと辛いはず。



「前前!」


「チャンボ!」



ここで速攻を使うけど、蛍ちゃんはそれでもブロックしてくる。



「はぁ!?」


「もっかいもっかい!」



賢ちゃんのトスに、素早く反応する。

んーまぁ、騙せないか!



「ワンチ!」


『くっ!』



どんだけ触ってくるのよ……!

若のスパイクは、ブロックを避けるようにクロスを打った。



「ナイスコー……ス?アウト?」



審判の判定は、アウトだった。

んー!惜しいわね!



「すまん」


「ど、ドンマイです!」



でも今のは、蛍ちゃんに当たったように見えるけど……。

審判を見ると、オーバーコールのようだ。

ブロックの手が、当たっていたんだわ。



『……あら?』



蛍ちゃんが、手を抑えたまま歯を噛み締めている。

隙間から見えるのは、赤い血。



『!まさか……』



蛍ちゃんの右手は、何度もスパイクをブロックしたせいで赤く腫れている。

しかも薬指と小指の間から流血……若のスパイクが決定打だった。

やっぱり医務室行きね。



「あいつ引っ込んじゃったね……でも手は抜かないヨ」


「勿論だ」


『……賢ちゃん、少し若に集めすぎよ』


「はい」


『アタシもどんどん使っていいからね!』


「…………」



そうやって無視するあたり、賢ちゃんよね!



「さっこーい!」



若のサーブ。大地がレシーブを綺麗にあげる。

だいぶやっぱり慣れてきたってことかしら!

菅原のトスに速攻で先ほど入った8番がくる。

ブロックできたけど、それもうまく取られてしまった。

そこからの、リベロのセットアップ。

まただ……!シンクロ攻撃!

ブロックサポートに入っても、誰に……。

と考えていると、覚ちゃんがゲスブロックで止めた。



『よ、良く読んだわね覚ちゃん!』


「うん、勘」



菅原を見下す覚ちゃんは、満足そうに笑っていた。

あの若も、拍手するほど。

手を天高くあげ、賞賛をもらう。

ブロックフォローがあったとしても、今のは難しいわね。

コートチェンジからの若のサーブは、ネットを超えれなかった。

うーん、連続で6点取れたのは大きいわね。

ノータッチエース!→←微笑み。



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (138 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
876人がお気に入り
設定タグ:ハイキュー , 白鳥沢 , オネエ   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

Nagi(プロフ) - 大好きですっ!!! (2021年10月24日 1時) (レス) @page49 id: 974074d1dc (このIDを非表示/違反報告)
瑠衣 - すごく面白かったです!これからも頑張ってください! (2020年3月31日 22時) (レス) id: 44c29d146e (このIDを非表示/違反報告)
いすだ(プロフ) - クロネコさん» コメントありがとうございます!ハマってくれてうれしいです!! (2019年10月17日 23時) (レス) id: f860ac395f (このIDを非表示/違反報告)
いすだ(プロフ) - 短気っきーさん» ありがとうございます!オネェ男子最高です……作者様の紹介ありがとうございます。今度見てみますね! (2019年10月17日 23時) (レス) id: f860ac395f (このIDを非表示/違反報告)
クロネコ - とても面白かったです!!ハマりました!! (2019年10月17日 20時) (レス) id: ba8b81f396 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:いすだ | 作者ホームページ:オネエのすとーりー  
作成日時:2019年6月29日 9時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。