本当はグダグダだったのよ。 ページ3
『っていうか！若がここにいちゃダメでしょ！もー、アップに戻るわよ！』
「分かった」
背中を押してコートに戻らせる。
扉を開けると、皆若を探そうとしていたらしく、目の前にいたわ。
「あ、よかったです。見つかったんですね」
『えぇ。もう烏野の人たちが来たみたいだからアタシたちも荷物をもって向かいましょ』
「分かりました」
自分たちの荷物は、後輩が持ってくれたみたい。
あら……手ぶらになっちゃったわね。
「いくぞ」
「了解！」
『えぇ』
レギュラーメンバーは、若利を先頭に体育館のほうに向かう。
だけど。
「おい！若利、そっちは違う方面だ！」
「列を乱すなって！」
『いったぁい！誰よ！アタシの足踏んだの！』
……あれ、こんな感じで大丈夫なのかしら。
やっと並んで歩いて行けるようになったわ。
他校の人が、アタシたちを見て避ける。
さっきの行動を見たら驚くでしょうね。
体育館の扉の前。
外からでも、白鳥沢の応援の声は聞こえる。
ゆっくりと押して開けると、歓声が沸き上がる。
あぁ、この感じ。センターコートで、自分が一番目立てるわ。
もちろん中心は若だけど。
挑戦者がキッとアタシたちを睨む。
『さぁ、始めましょ？』
その前に、アップだけどね。
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Nagi(プロフ) - 大好きですっ！！！ (2021年10月24日 1時) (
レス) @page49 id: 974074d1dc (このIDを非表示/違反報告)
瑠衣 - すごく面白かったです！これからも頑張ってください！ (2020年3月31日 22時) (レス) id: 44c29d146e (このIDを非表示/違反報告)
いすだ(プロフ) - クロネコさん» コメントありがとうございます！ハマってくれてうれしいです！！ (2019年10月17日 23時) (レス) id: f860ac395f (このIDを非表示/違反報告)
いすだ(プロフ) - 短気っきーさん» ありがとうございます！オネェ男子最高です……作者様の紹介ありがとうございます。今度見てみますね！ (2019年10月17日 23時) (レス) id: f860ac395f (このIDを非表示/違反報告)
クロネコ - とても面白かったです！！ハマりました！！ (2019年10月17日 20時) (レス) id: ba8b81f396 (このIDを非表示/違反報告)
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