体育館裏で愚痴をぶちまける。４【青葉城西】

またいつものに戻る！！ ページ11

「え！？告白だったの！？」


『しー！花巻パイセンしーっ！！』



食堂裏で集まるのは、花巻パイセンと松川パイセンと国見んと私だ。



「俺、てっきり仲直りかと…ああああ俺も狙ってたのにーー！！」


「俺もですよ…。」


『！？』


「ま、お前を好きなやつけっこういるんだよ。」



いきなり衝撃的な感じになる。

え、どゆこと！？



「ま、幸せにな！…まぁ松川、お前本当にA悲しませたらぶん殴って俺が取るから。」


「もちろん俺もです。松川さんであろうとも、花巻さんであろうとも、僕も取りますから。」


「分かってるよ…ま、でも。とりあえず周りにいるクズどもは近づけさせないようにしないとな。」


『？…？？』



なんか変な結束ついているんですけど…！？

こうして、なんかAのセコムができたとか何とか。




　




　




　




このことは4人だけの秘密にして、私はマネージャー部屋に戻る。

実は無理したせいもあるが、腰ぬけて立てなくなってしまい、いちいち部屋に戻って説明するのもなんかいやだからという事で4人集めたのだ。

ここでも松川パイセンは変わりません。私を担ぎます。



『やっぱ担ぐんですね！』


「まぁお前が担ぎやすいのがしょうがねえだろ。」



扉を開けて、私は降ろされる。



「じゃ。」


『ありがとうございます。』


「あ、食堂行くときはまた呼んで。」


『了解っす。』



松川パイセンが部屋の扉を閉めると、ズズイッとマネージャーの皆さんが来た。やべっ。



「どういうことかなー。」


『ちがっ！昨日松川パイセンとケンカして仲直りしてただけです！』


「ふ〜ん…。」


『信じてませんね！？』



そのあと、食堂に行くまで質問が続いたけど、まぁ、うまくごまかしてやり過ごした！

実際けんかの後仲直りしたのに変わりはないから。

総合一位とか信じられないわー（白目）→←私も！！！！

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