８６上等 ページ44
「いやぁ、ちょうどいいタイミングで帰ってきたねぇ、榊原」
「え？」
監督がにやにやとしている。
Aはいつも通りドリンクを作ろうとしていた時だった。
「……実は今から、練習試合があるんだけどね」
「はい」
「白鳥沢学園となんだ」
「……はぁ！？」
お嬢様ともいわれるAが、大きな声で叫んだことにより、皆はそっちの方に一気にむく。
八重崎が、こちらにすぐに向かってくる。
「入畑監督、今なんと？」
「白鳥沢学園の方での練習試合をするはずだった大学が、急遽キャンセルになったみたいでね。
丁度探していたらしくうちが引き受けた、ということだ。
お前たちにとっては、前の高校との試合だが……八重崎、いけるか」
「もちろんです」
「国見と交代だ。存分に暴れてこい」
深々と頭を下げる八重崎。
その顔は、誰一人見えることはない。
しいて言うなら、いたずらを考えた子供のような顔。
見えなくても、Aはそんな顔をしているんだろうな。と思った。
「A様は、問題ありませんか？」
「別に大丈夫……って、その呼び方やめて！」
「なぜですか？別にばれたのならいいじゃないですか」
「嫌だって言ってんでしょ！とにかく白鳥沢との練習試合の準備！」
「はい」
牛島との対面。しかも、青葉城西に関しては因縁とも呼ばれる相手。
「上等じゃない！」
他の人は白鳥沢と戦うと聞いただけで嫌そうな顔をしたが、八重崎とA、レギュラーメンバーに関しては張り切っていた。
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いすだ(プロフ) - 本郷ゆいさん» はじめまして！誤字の指摘ありがとうございます。訂正いたしました！更新頑張りますね！ (2020年2月21日 10時) (
レス) id: 3712830079 (このIDを非表示/違反報告)
本郷ゆい(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいております。あの、初コメで言うのもなんですが、最新話の交換が好感になってると思います......!更新頑張ってください、応援しています...!! (2020年2月19日 1時) (レス) id: eb8f6585b4 (このIDを非表示/違反報告)
絵理奈(プロフ) - 男達よわぁでも、まだこれだけじゃ済まなさそうまだ、何かあるねぇ夢主意外と強い (2020年1月18日 8時) (レス) id: e2382ac4cf (このIDを非表示/違反報告)
いすだ(プロフ) - 絵理奈さん» 今のところ何も考えていないです（）恐らく出すと思います！ (2020年1月2日 13時) (レス) id: 3712830079 (このIDを非表示/違反報告)
絵理奈(プロフ) - 悪女何人でも出しますか？ (2020年1月2日 11時) (レス) id: e2382ac4cf (このIDを非表示/違反報告)
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