体育館裏で愚痴をぶちまける。３【青葉城西】

馬鹿にされたぁ！！ ページ46

『ツッキーどうよ！ちゃんと絆創膏で止めたよ！』


「え、あのあと3回も怪我したんですか！？バカじゃないんですか？」


『な！生きてるからまだいいでしょ！！』



食堂で目の前に座ったツッキーに自慢したら、なぜか怒られた。

だって、全員分切ったんだよ！？すげえよ私！

普通に美味しいだろ！まぁスーパーだもんね！！



「てかツッキーやめてくれません？」


『君は生意気後輩に認定されたから。』


「は？頭へし折りますよ？」


『それは嫌！！』


「…あれは仲直りしたってことでいいのか？」


「よがっだねづっぎいいいい！！」



離れてみていた人たちは、安堵してたとか。



「さ、お前ら練習行くぞ。」


『！？さ、澤村先輩！？』


「いくべいくべー！」


『軽々持ち上げてわぁ、さすが烏野主将…でも担ぐのだけはあああああ！！』


「あ、俺も担ぐ！！」


『菅原先輩も！？勘弁してください！！』



わっしょいわっしょいと主将と副主将に運ばれる。



(…嫌われていなくってよかった。)





　





　





　




『やっぱ速攻つええなぁ。』



見ていてて凄いと思う。かっこいいし。私たちにとって、烏野はまた倒さなければいけない相手だ。

ちゃんと見ておかないと。あ、ちゃんとマネの仕事もしますよ！！



「結城！こっちにドリンクヘイ！」



バッと両手をあげる西谷君。



『ヘイ！』



ヒュッと投げたドリンクは西谷君の手に上手くはまる。フッ、これでもバレー部のボールあげは何度もしてましたからね！！



「こらっ！結城も西谷もドリンクを投げ合うな！」


『すみません！！』



澤村先輩に怒られた…。



「プッ、小学生。」


『ツッキー聞こえてるぞ！！！』


「そうだったんですか。地獄耳ですね。」


『地獄耳で何が悪いんですかああ！！』



地獄耳だといいことあるぞ！いろんな噂聞けて…ごめんなさい特にいいことないです。



「煩いのが増えた…。」


「でも楽しそうだよな…。」


「旭、お前結城に話しかけろよ。」


「え！？俺怖がられちゃうって…！」


「逆にお前が怖がってんだろ！」


「旭さん！大丈夫っすよ！Aめちゃんこいい人です！」


「えぇ…。」


『？』

東峰さ〜ん〜〜ん〜((→←たこさんウィンナーうめえなて思ったけど、あれ切っただけだもんね。そりゃうまいわ。

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