検索窓
今日:12 hit、昨日:14 hit、合計:212,710 hit

あいつは隣に。 ページ34

俺は、うらやましかったんだ。
 
高校に入って変わったAが…。

いや、俺がオネエになりたかったわけじゃねえよ!!

前に走り始めた、Aがうらやましかった。

人一倍練習して、天才でもなく…いや、練習の才能って言うのがあったのかな。

オネエでも、強いしさ…。

これ完全に卑屈だよな。

俺はもう、置いて行かれていた。

自力でレギュラー取って、人望にも恵まれてて…目標があって…。

あぁ、くっそ…俺今くそださいな。

2年の時、白布にレギュラー奪われたとき、あいつに励まされた。

背中を思いっきり叩かれてさ。



『何へこんでんの!賢ちゃんを見返してやりましょ!もっと、セッターであっても、自分の武器であるサーブも!アタシも一緒に頑張るからっ…!』



…って、自分の事じゃないのに、あいつ泣いてた。






 








 




「…英太。」



話を終わった時、若利が俺の目の前にたった。



「それは、少し違う。Aは、前を走っていくのではない。いつも、隣を走っている。」


「!」


「だよねだよね〜!練習する時とか、いつも隣。工の時とか、若利君の時とかもいっつも隣だよね。ペースとか全然違うのに。」


「あいつの良さでもあって、あいつの強み。」


「英太、だからさ。泣くなって。」



隼人に言われて気付いた。

あぁ、俺やっぱり、あいつのこと――。
 


『英太ちゃん!!』

黒歴史言うんじゃいわよ!!→←そんな顔しないでよ!!



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (152 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
749人がお気に入り
設定タグ:ハイキュー!! , 白鳥沢 , オネエ   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

楓彩(プロフ) - いすださん» そうなんですね!わざわざありがとうございま(*^^*)これからもたくさん読ませていただきます! (2019年1月27日 14時) (レス) id: a117d717e8 (このIDを非表示/違反報告)
いすだ(プロフ) - 楓彩さん» 名前変換は致しません!(一から作り直すことになるので)ぜひデフォルト名の「未来」でもお話を読んでくれるとうれしいです!これからも頑張ります。コメントありがとうございました! (2019年1月27日 14時) (レス) id: a072d483a7 (このIDを非表示/違反報告)
楓彩(プロフ) - あの、名前変換はされないのですか?あと、初めは名前に釣られて読んだのですが、思ってる以上に面白くて大好きです!!これからも頑張ってください! (2019年1月27日 13時) (レス) id: a117d717e8 (このIDを非表示/違反報告)
いすだ(プロフ) - あやかさん» わわわ!本当だ!すぐにご指摘ありがとうございます!修正いたしました〜!! (2017年10月10日 19時) (レス) id: 886ceede30 (このIDを非表示/違反報告)
あやか(プロフ) - 最終的なチームわけに木兎さんがいません!!! (2017年10月10日 19時) (レス) id: 7f91eabc36 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:いすだ | 作者ホームページ:オネエのストーリー  
作成日時:2017年4月19日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。