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若利side
「A、A！！」
顔が赤いのは照れているのではない。
熱を出していたのだ。
俺が、バレーをしたいと言ったから…。
いや、そんなことを考える前に行動するんだ。
Aを抱っこし、Aの家まで走っていく。
こんな大事な時に、風邪を引くとは…。
近いので、チャイムを鳴らす。
「はーい。」
「俺だ。」
「え？若利さん…？」
インターホンからAの妹の声が聞こえた。
開けた途端、妹はびっくりしてすぐに母を呼んだ。
「おかあさーん！ねぇねが大変！！」
すまないA。すまない。
俺の、せいで。
「はい、お茶。」
Aのお母さんが、暖かいお茶を出してくれた。
「ごめんなさいね、あの子最近バタバタしていてて…休む暇がなかったから。
今日のお出かけ、本当に楽しみにしていたのよ。」
「…でも、バレーをしたいと言って寒い中外に出したのは俺です。すみません。」
「謝らなくっていいのよ！きっとあの子も若利さんに謝ると思うわ。
そうだわ。明日、早いのよね？どうする？」
そうだ、明日から練習があり、5日にはもう春高。
だから朝は早くやり夜遅くまでやる。
…ずっと、休める暇がない。
「ギリギリまで、彼女の側にいても、いいですか。」
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いすだ(プロフ) - はるさん» 五色君はいらない。5からの登場となっています。ずいぶんと長い小説で申し訳ないです。 (2019年11月14日 1時) (
レス) id: cfa7055438 (このIDを非表示/違反報告)
はる - 楽しく拝見させて頂いています。五色くん入学済みですか？ (2019年11月13日 23時) (レス) id: 085fbd1675 (このIDを非表示/違反報告)
Ri.N.(プロフ) - 大好きすぎます…！！ (2019年8月6日 15時) (レス) id: 269f2c8d73 (このIDを非表示/違反報告)
さみだれ(プロフ) - 今日本を読んでての区切りを今、日本を読んでてと見てしまったw (2018年2月12日 0時) (レス) id: d56680395c (このIDを非表示/違反報告)
少女 - 牛島さんの魅力が分かりました！ 素敵な人だったんですね。 (2017年7月17日 1時) (レス) id: cd5b0b40a3 (このIDを非表示/違反報告)
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