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静まり返った会場が、一気にドッと沸き上がる。
 
それと同時に、私の顔も赤くなってくる。

キスするなっていったのに……!!

キスした本人はそのあとスッと離れ、茫然としているコーチと監督にハイタッチをしていく。

会場はそのままざわついている。



「……4番、大平獅音」


「まぁなんだ、そういうやつじゃないか」



恥ずかしさで固まっている私の右手をひっくり返され掌を上に向けられる。

そのまま同情する形で獅音君は優しくハイタッチして去っていった。



「5番、天童覚」


「若利君、俺よりも目立っちゃって〜……ま、そういう所がいいよね」


「8番、五色工」


「う、牛島さんには負けません!俺の方が目立って見せます!」


「10番、白布賢二郎」


「こうなるだろうなって思ってました」


「12番、川西太一」


「……ドンマイって声をかければいいんすかね」


「14番、山形隼人」


「まぁなんだ、気を引き締めていこうぜ!」



白鳥沢学園の選手たちは、こうなるだろうなと思っていたのか苦笑していた。

しかし、応援団や烏野側のチームはまだ驚きが冷めない。



「白樺さんって……牛若の彼女なのか!?」


「かっこいい……!」


「凄い、手の甲のキスっておとぎ話だけかと思ってた!」

 


 



……若利君の馬鹿!!!

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さつち - 最近読み始めてほんとに一気に読んでしまいました。続きが上がること願ってます。 (3月4日 19時) (レス) @page34 id: c754d1835b (このIDを非表示/違反報告)
ゆちゃ(プロフ) - 一気に読んじゃいました。めちゃくちゃ好きです。続き待ってます!!! (10月1日 1時) (レス) id: 7447c314b6 (このIDを非表示/違反報告)
タク(プロフ) - 若利可愛い、、、将来のとこまで書いて欲しい‼️ (9月23日 16時) (レス) id: fe72dbe904 (このIDを非表示/違反報告)
- とっても面白いです!!続き楽しみにしてます! (7月29日 23時) (レス) @page34 id: b3496c9ef0 (このIDを非表示/違反報告)
いすだ(プロフ) - mooさん» コメントありがとうございます!若利君はここでは夢主に対して大きな子供(もとい赤ちゃんw)として書いていますので、いとおしさを感じていただけて何よりです^^長い作品になりますが、これからも読んでいただければ幸いです。 (7月20日 10時) (レス) id: b562ecc021 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:いすだ | 作者ホームページ:欲はない。  
作成日時:2022年1月14日 21時

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