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おまけ(※) ページ49

yb side


なんつーかね、時々不安になるんだよ。


裕翔の名前を出すと光の瞳の奥が揺れるから。
急にメンバーや後輩を家に呼びたいなんて言い出したから。



無言でベッドのヘッドボードに光の両手を固定する俺に、光が困ったように瞳を揺らす。


「や、やぶ。おれ、これやだ…。恥ずかしい。」


んー?と再びヘッドボードの方に手を伸ばすと、光がホッと息を吐いた。そのままオレは横のサイドテーブルにある灯りを最大にする。


「ちょっ、やぶ。やだ…、明るいのやだ。」


眩しさに目を細めながら、涙声で言う。


「んー、ひかるはやだばっかりだねぇ。仕方ないなぁ。」


俺は焦りや嫉妬が光に伝わらないようわざとふざけた口調で、準備していたそれをポケットから取り出した。アイマスク。


「ち、違う。電気消して欲しいんだって!ばか、ふざけんなってば!」


両手を使えない光の抵抗なんて微々たるもん。
はい、装着完了。




自由と視覚が奪われた光はそりゃもうビクビクのトロトロで…俺を大きく安堵させる。


でも、まだもう少し。


「んっ、ひかる…、今日はいつもより気持ち良さそうだね…っ。」


光の細い腰を片手で掴んで中をガンガン擦りながら耳元で話し掛ける。もちろん光のそこだって、一緒に擦ってあげる。


「んんっ、やっ、ら…。んぁっ、やぁっ…まっ!」



光が体を大きく逸らせると、白い液が光の胸からお腹の上に幾つかの溜まりを作って垂れた。


俺は腰を揺らしながら、少し柔らかくなった光のそこの先端に親指を当て軽く握ると親指をくるくると回す。


「まっ、そこっ、すぐはむりっ…。やっ、やぶ、まって…。」


涙声で訴える光の腰は快感を逃れるように揺れ、内太ももがガクガクと震えている。


俺は光のアイマスクを外すと、鼻が付きそうなくらい顔を近づけ、光の目を見ながらわざと冷たい声を出す。


「俺、まだなんだけど。ひかるは自分だけ気持ち良ければいいんだ?」


俺を見つめる光の目から涙が溢れる。


「ち、ちがっ!んぁ…っ!」


なおも光のそこに指を絡めながら、オレは不機嫌な振りを止めない。


ソッと腹の液溜まりをなぞるとひかるがブルッと震えた。


「んっ。や、やぶ、も…おれできもち…くなってほし…。っ、ん…ぁあ!」


はぁ、可愛い。


誘うためでも煽るためでもないその言葉に思わず頬が弛む。


そしてまだ想われていることに安心するんだ。


ひかる、意地悪してごめんな。


大好きだよ。

終わり←謝辞。



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作者名:黄色の梅 | 作成日時:2019年11月19日 11時

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