愛 さ れ 末 澤 く ん 3

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正門 side





.



ラジオ終わり 。

荷物を片付けている

誠也くんの後ろから抱き締める 。



『 わ 、びっくりした 正門 ？ 』

「 やっと触れられた 」



コジケンは 明日も学校で

そそくさと 帰っていったため 2人きり 。



「 コジケンばっか触らせすぎ 」

『 そんな 、触られてへん ... 多分？ 』

「 ラジオ中爆発しそうやった 」

『 ... 妬いた ？ なんて .. わっ 』



人の気も知らないで

にやけ顔で聞いてくる誠也くんに

少しだけ もやもやして

首筋にぺろっと舐めてやった 。



『 まさかど .. っ 人来るって .. 』

「 見せつけておけばいい 」



そのまま 、カプッと噛み付き軽く歯型を付けた 。



『 ッ 歯型... 』

「 わざと 、 隠さんといて下さいね 」

『 なんで ... 』

「 ん 〜 対抗心？ 」



コジケンとキスしてる仲なら

俺やってこれくらいやらないと 。

宣戦布告ってやつです 。



まだ 、優しい俺でいます 。


コジケンになんか負けたくないから 。



覚悟してて下さいね 、誠也くん 。





fin .

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