ひと時 / srp ページ6
「美園さんこんにちは！」
「あ、Aさんどうも」
よくお店に来てくれる美園さん。今日も背が高い
「わんちゃん今日も元気ですね」
「そうなんですよ！眩しいくらい天気がいいですし私が引っ張られてます」
「はは、大変そうですね」
「美園さんはどちらへ？」
「これ、そこのケーキ屋寄ったら美味しそうなのあったんだ」
「ケーキ屋さん？あー！新しくできたとこですね！」
他店に浮気....ですか？冗談交じりに言ってみるのも許して欲しい。私は疲れていたりする
「Aさんのお店が1番ですよ」
ほんとですかー？またお店来てくださいね！美味しいの用意しときます！と宣伝もしますと
「そうだ軽食持ってきたんですけどお時間あるんでしたらご一緒にどうですか？」
「え、いいんですか。お言葉に甘えて」
ピクニックもどきをしようと誘ったら乗ってくれる美園さんは優しい。やっぱり1人より2人の方が楽しいですからね。うちのわんちゃんはカウントしません
「どうぞ！サンドイッチとおにぎりとスイーツにマカロンあります！」
Aさんのサンドイッチ好きなんですよね。とサンドイッチを手に取る美園さんは少し嬉しそうでこっちもつい喜んでしまう
「美園さん。甘いもの大好きですよね」
ふと買われる時を思い出して聞いてみる
「まあ、甘いものも好きだけど食べることが好きっていうか」
「沢山食べる方なんですね！そりゃ背も高くなります分けてください」
「だーめ。Aさんはそのくらいがちょうどいいんだから」
言いつつ頭ぽんぽんするのやめなさい
年上なんだから
「あれ、私が年上ですよね？この話したことありました？」
「してないですね。でもAさんが年上であってるかと」
じゃあそれでいっか
「美園さん弟みたいでかわいいからそうかなって」
撫でていい？と手を伸ばせば手首を掴まれて
「ふーん。弟みたい、ね。」
とりあえず撫でるのはダメ。と膝に手を戻されて
｢Aさん。今度お出かけ付き合って｣
「お出かけ？」「そう」
いいけど。突然どうしたんだろう
「じゃあまたお店いきます。サンドイッチもマカロンもありがとう美味しかった」
「デート楽しみにしとくね」
と言いつつ私の頭を撫でる彼はよくない
「デート！？美園さん！」
で、でーとなのか
・
少しはAさん意識してくれたかな
気合い入れてこ〜〜
・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 358人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
蜂(プロフ) - 刹那(せつな)さん» ド深夜に書き殴ったやつなんですが刺さったなら嬉しい限りです。！ありがとうございます！！ (7月13日 0時) (
レス) id: 9c8896141c (このIDを非表示/違反報告)
刹那(せつな)(プロフ) - skngのVDのお話で大変助かった者ですありがとうございます😇😇😇😇😇😇😇 (7月11日 7時) (レス) id: 8e3365d396 (このIDを非表示/違反報告)
蜂(プロフ) - realさん» コメントありがとうございます！続き了解しました。すぐに書けるかはわからないですがその時はぜひ読んでやってください！ (2023年5月6日 0時) (レス) id: 9c8896141c (このIDを非表示/違反報告)
real(プロフ) - めっちゃ好きです！！よければなんですが急展開(hbr)の続きが読みたいです。これからも更新楽しみにしてます！ (2023年5月5日 22時) (レス) @page20 id: 3d1cb866c0 (このIDを非表示/違反報告)
蜂(プロフ) - 匿名さん» 読んでいただきありがとうございます！ぜひとも意気投合全力握手交わしましょう！！ (2023年5月4日 2時) (レス) @page21 id: 9c8896141c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：蜂 | 作成日時：2023年4月23日 7時
