妹さん。127 ページ37
‐藤崎side‐
僕がAを業くんに頼んでる間に竜馬が撃たれた。
僕は無理矢理業くん達を走らせる。
業くんは一人じゃ無理だと思ったのか、比較的足の早い人達の名前を叫んだ。
藤崎「竜馬！！おい！大丈夫か！？」
寺坂「オメーらっ！許さねー……」
女「こんな奴に相手してる時間はないのよ。さっさとA追いましょう！」
男「そうだな」
こいつらはAを捨てた¨本当¨の親。
こいつらの考えてる事くらいわかる。
どうせAを売り飛ばす気だ。
そんなことさせてたまるか。
藤崎「待てよ」
烏間「止めるんだ！藤崎くん！」
¨俺¨にはそんな声は聞こえなかった。
今度こそ俺がAを守る。
俺は背を向けて歩きだした母親の首を後ろから絞めて、グラウンドに突き落とす。
女「キャア！」
男「果奈！！お前！！」
藤崎「もうAに悲しい思いはさせない」
男「グッ！！」
父親も蹴り落とす。
藤崎「お前らを許さない」
女「い、や……や、やめっ…！」
藤崎「お前らが消えればいい」
男「果奈を放せ！！」
藤崎「カハッ！」
とその声と同時に撃たれた。
俺は弾の威力で少し飛ばされた。
寺坂「和人！！」
藤崎「バッ！」
銃口は確実に竜馬に向いていて、俺は竜馬を庇った。
男「くっそ。邪魔しやがって……お前みたいなクズはそこで寝てりゃーいいんだよ」
そう言って俺に背を向ける。
バーカ。
拳銃は、
藤崎「僕ももってんだよ」
と言ってあえて膝を撃つ。
藤崎「僕がここで死ぬなら、あんたらも道連れだよ。ね？オジサン？」
寺坂「止めろ！和人！」
僕とオジサンは同時に撃ち合った。
僕も倒れてオジサンも倒れる。
でも僕優しいから、急所は外したよ？
僕に近付いて僕を抱き起こしてくれた＿＿さんに微笑む。
案の定彼女は泣きそうになる。
藤崎「大丈夫、だから……ね？
ごめん……竜馬…Aをよろ、しく、ね………」
僕は意識を手放した。
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美桜 - 磯貝落ちじゃなきゃイヤ！ (2019年2月8日 21時) (
レス) id: d73a6f0aa2 (このIDを非表示/違反報告)
紅麗覇 - あ、すみません。９７に書いてありました；すみませんでした； (2015年5月16日 13時) (レス) id: adcf7e1414 (このIDを非表示/違反報告)
紅麗覇 - ９６話の男子に言えない事って何ですか？すみません。考えても良く分からなかったので… (2015年5月16日 13時) (レス) id: adcf7e1414 (このIDを非表示/違反報告)
いちご姫☆片思い中のＪＣだよ☆(プロフ) - カルマオチがいいです！お願いします。 (2015年5月10日 14時) (レス) id: 22a1c112c6 (このIDを非表示/違反報告)
ainan(プロフ) - カルマオチがいいです。！！ (2015年5月9日 18時) (レス) id: f73dfabf74 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：木戸藍楽
| 作成日時：2015年5月2日 16時
