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妹さん。90 ページ48

‐磯貝side‐



藤崎「A、喋らないで」



と藤崎が言うと微笑むAさん。

Aさんの近くには神崎さんがいて、



藤崎「A、神崎さんの指掴んで?」
「え?」
藤崎「いいから」
「ごめん、神崎さん…」
神崎「ううん。いいの」




と大人しく神崎さんの指を掴むAさん。

俺が元凶なのに、俺には何も出来なかった。



あ、救急車…!




俺はすぐに電話をかける。




丁度電話を切ったとき、



藤崎「誰か救急車を」
磯貝「今電話した。あと5分くらいらしい」
藤崎「わかった、ありがとう」



藤崎はずっとAさんに話し掛けてて、その時奥田が来た。



奥田「た、タオルです!」
藤崎「ありがとう。A、血が出てるところだけ服破くよ?」
「え、や……」
藤崎「じゃ少し捲るよ?」
「少し、なら…」




と言って少しだけ捲って、血が出ているところにタオルを当てた。



「ぅあ…!」
藤崎「救急車が、来るまで我慢して…!」
「痛い……!」
神崎「っ!」




反動的に神崎さんの指を強く掴んでしまったのか、神崎さんが顔を歪ませた。




藤崎「暴れるな!誰か抑えて!」
倉橋「う、うん!」



と倉橋と中村の二人がAさんを抑え込んだ。



藤崎「あー!もう!義手じゃやりにくい!磯貝くん!手伝って!」
磯貝「あ、ああ!」




藤崎も焦っているのか、いつものおっとり感が無くなってた。



藤崎「奥田さんはもっとタオルを!磯貝くんはタオルを取って僕に頂戴!」
奥田「は、はい!」
磯貝「わ、わかった!」




藤崎はそれでもテキパキと指示を出していた。



竹林「これも必要じゃないかい?」
藤崎「ありがとう、手が離せなくて…」
竹林「なら僕がこっちをしておこう」
藤崎「助かるよ」




と俺には難しい何かをしていた。

出来たものをAさんの傷口にかけた。




藤崎「滲みるよ。Aが暴れると思うから、絶対に抑え付けてて」
倉橋「う、うん!」



そう言うと藤崎は容赦なくかけた。

Aさんは叫んでた。



「うわぁぁぁ!痛い!」
藤崎「我慢して!」
「無理無理無理!」



見てるこっちが痛くなる。

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設定タグ:暗殺教室 , 赤羽業 , 木戸藍楽   
作品ジャンル:アニメ
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木戸 藍楽(プロフ) - 聖奈巳さん» 東京グールは1期しか知らないんですよね…グロいアニメはあまり得意じゃないので……ナキというキャラ居たならすみません… (2015年5月10日 17時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
聖奈巳 - ナキですか...東京グールを思い出します。知ってますか? (2015年5月10日 17時) (レス) id: 95d1b7dc1a (このIDを非表示/違反報告)
死音(プロフ) - ですね♪ご清聴ありがとうございました♪ (2015年5月6日 23時) (レス) id: 69eca19ea3 (このIDを非表示/違反報告)
木戸 藍楽(プロフ) - 死音さん» 3次元男子にもう興味がないのは女子としてヤバイと思います。でも2次元は天国なんです!!(謎の発言)←コメント欄でチャットは違反になるので、そろそろお開きにしますか? (2015年5月6日 23時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
死音(プロフ) - 美味しそう…hshs//// (2015年5月6日 23時) (レス) id: 69eca19ea3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:木戸藍楽 | 作成日時:2015年4月30日 0時

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