story*24 ページ26
‐磯貝side‐
果たしてAを一人で行かせて平気だろうか。
もし告白ならAはなんて言うか…
いや、俺と付き合ってるんだから断ってくれないと困る。
磯貝「あーでも………」
その男がAに何か手を出したりしないだろうか。
磯貝「かといって」
俺が行ってしまったらAの信頼や評価が落ちてしまう。
でもそれでAもＥ組に来てくれたら……
磯貝「って俺最低じゃん………」
前原「さっきからブツブツ言い過ぎだぞー」
と後ろから耳元で言われて驚く。
それと同時に現実に戻されて、変な緊張が俺を襲う。
その時走る足音が聞こえて、
「こ、来ないで！」
Aの声も聞こえる。
見てみれば男がAの手首を掴んで放さない。
それでかバランスを崩してAは転んでしまった。
男「Aちゃん捕まえた」
「い、いや………」
男「なんで？Aちゃん誰とも付き合ってないんでしょ？まぁ付き合ってても俺が浮気相手にでもなってあげるよ」
その男の目は光がなくニヤついていた。
男の俺でも気持ち悪いと思う。
Aは後退って行くけど男もジリジリとAに近寄る。
ここでAを助けてもいいだろうか。
でも助けたら俺との噂が流れるかもしれない。
でも助けなかったら彼氏として最低だ。
どうすれば………
「ゆ、まく………たすけて…」
Aは震える声でそう言った。
ドクンと心臓がうるさく鳴って、その男の方へと体が動く。
ああ。
そうだ。
彼氏として、男として彼女を助けないと。
好きな人を助けないと。
磯貝「何やってるんだ？こんなところで」
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猫大好き - 磯貝君好きです！ (2022年4月21日 17時) (
レス) id: d3f6c8ef80 (このIDを非表示/違反報告)
トモシビ@ - 面白かったです！ (2017年5月3日 11時) (レス) id: 050378d196 (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - 苺姫さん» えっと…私がですか……？ (2015年9月7日 12時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
苺姫 - イメ画書いてください!! (2015年9月7日 9時) (レス) id: 6f0a98566f (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - ススキさん» すみません…『は』でなく『を』でした……『を』を押した筈が『は』って変換してしまったみたいですね…すぐ修正します！本当にすみませんでした！ (2015年7月21日 22時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：木戸藍楽
| 作成日時：2015年7月16日 0時
