story*16 ページ18
‐浅野side‐
Aとはずっとクラスが同じだった。
Aは天然な部分があるけど成績は良くて、Ａ組…いや僕の下をキープするのは簡単だったのだろう。
その事もあってよくAとは話をしていた。
Aの頑張りや成績は認めていた。
Aは成績が良い上に、容姿にも恵まれていて更に性格も誰にでも優しいからモテていた。
女子から恨まれてるのではないかと考えていた時もあったが、恨まれるどころか憧れの的だった。
二年になって数ヵ月。
Aが告白をされているのを目撃して、妙な緊張と胸の痛さを感じた。
別にAが告白されるのは珍しい事ではない。
でも告白を見るのは初めてで緊張する。
でもAがその男を振れば安心した。
あのときの僕はこの感情の真相なんて知らなくて、知ろうともしなかった。
でもAが他の男と話しているのを見れば胸が痛んで、僕に笑いかけてくれた時には胸が高鳴って。
薄々気付き始めていた。
僕はAが好きだと。
でもそれを認められなかった。
認めてしまったらAともう話せないような気がして、認めたくなかった。
でも認めていてAに想いを伝えていればよかったのだろうか。
そうすれば未来は変わっていたのだろうか。
やっと認められて心の中に隠していた時、ふとAからの反応が無くて見ればAはボーッと窓の外を眺めていた。
浅野「A？どうした？」
「えっ！？あ、ご、ごめん！何でもないよ！」
Aの見ていた先に居たのは磯貝だった。
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猫大好き - 磯貝君好きです！ (2022年4月21日 17時) (
レス) id: d3f6c8ef80 (このIDを非表示/違反報告)
トモシビ@ - 面白かったです！ (2017年5月3日 11時) (レス) id: 050378d196 (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - 苺姫さん» えっと…私がですか……？ (2015年9月7日 12時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
苺姫 - イメ画書いてください!! (2015年9月7日 9時) (レス) id: 6f0a98566f (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - ススキさん» すみません…『は』でなく『を』でした……『を』を押した筈が『は』って変換してしまったみたいですね…すぐ修正します！本当にすみませんでした！ (2015年7月21日 22時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：木戸藍楽
| 作成日時：2015年7月16日 0時
