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NJ




少しお気に入りの本を読んでから食卓へ向かうと、既にジンヒョン、ユンギヒョン、イリがもう起きていた。
イリはいつも遅刻組なので珍しいなあと思いつつ、俺も食卓ににつく。

「おはようございます、ナムジュニヒョン」
「おはよう、イリ。今日は早いな」
「ジナ…ジニヒョンと昨日一緒に寝てたので。ジニヒョンが朝ごはん作るから早く起きました」
「えらいえらい」

よしよし、と頭を撫でるとイリは嬉しそうにはにかんだ。
この顔が見たくていつもイリを甘やかしてしまうんだ。
でも、イリはいつも頑張っているから、なんにもなくてもたくさん褒めてあげたくなってしまう。

「ヒョンは今日ちょっと遅かったですね。いつもヒョンが先にいるのに」
「昨日読んだ本が面白くて読み返してたんだ。今度イリにも貸すよ」
「ほんとですか!? ありがとうございます、ナムジュニヒョン」

イリと本の貸し借りをするのはとても楽しい。お互い、興味のある分野が似ているので、ごく稀に同じ本を読んでいたりする。
でも一番はイリと同じものを共有できることが幸せなんだ。
イリはいつも素直に喜んでくれるし、悩みも真剣に聞いてくれる。あと単純に癒し効果がすごいからな…。

「イリ、今日は誰と寝る予定なんだ?」
「今日…? うーんと、誰もいなかったらヒョンと寝てもいいですか?」
「もちろんだよ。また枕元で読み聞かせしような」
「それだめです!ヒョン!……すぐ寝ちゃうから」

俺の声ですぐ寝てしまうイリ。寝顔を見るのがひとつの楽しみでもある。
まぁ多分テヒョン、ジョングクあたりが立候補してきそうだが、ちゃんと朝に立候補しておけば大丈夫だろう。
イリとの添い寝は倍率高めなのだ。


「ご飯できたからみんな呼んできて!」

「はい!ヒョン!」
「了解です」


さあ、みんなを起こしに行こう。





朝→←朝



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みといそ(プロフ) - キーボードさん» そう言って貰えてよかったです!書いて欲しいジャンルや作品があったらぜひ教えてくださいね。応援よろしくお願いします。 (2022年12月20日 13時) (レス) @page23 id: 5f5abc86a8 (このIDを非表示/違反報告)
キーボード - さいっっっっこうの作品でした!!本当に防弾少年団の歌までネタとして入れるなんて最高すぎて泣けそうでした...ハート一回しか押せないなんてつらすぎます...これからも頑張ってください!応援します! (2022年12月18日 8時) (レス) @page23 id: d8014ebbb9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みといそ | 作成日時:2022年10月25日 20時

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