【BTS】依存症【男主】 (ページ3)

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カウンセリング：ジョングクページ3

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Side:You

コンサートが終わったあと、コンサート前のジョングクくんの様子が少し気になったため、社長とマネヒョンに僕から進言して、カウンセリングのお時間を設けさせてもらった。

案の定、ジョングクくんはとても興奮していて、まずは落ち着ける段階からカウンセリングを始めることにする。

『ジョングクくん、コンサートお疲れ様。傍で見ていたけどとっても素晴らしかったよ』
｢Aさん！本当に僕会いたかったんです！Aさんが傍で見ていてくれたから頑張れました！｣
『あ、ありがとう。僕も会いたかったよ。まずは落ち着いて深呼吸しようか』

いち、に、と数えると、素直にジョングクくんは息を吸って、ゆっくり吐いた。
少し落ち着いたみたい。
そしたらゆっくり話を聞こうと思う。

『僕に会いたかったってことはなにかあったのかな？ゆっくりでいいから話してみて』
｢………あの、僕、｣

ぽつりぽつり、とジョングクくんの本音が出る。

｢練習頑張って…12時間踊りっぱなしで…armyとも会って…｣
『そうかそうか。ジョングクくんはよく頑張ったんだね。その成果があの公演には出てたんだね』
｢armyに会うには完璧にしないといけないから、筋トレもしたんです｣
『すごい！また筋トレしたんだね』

どこを鍛えたの？と聞くと、無言で腕を持ち上げるジョングクくん。
筋肉うさぎの名前は伊達じゃない。

『そっか！腕ね。筋肉ムキムキでかっこいいなあ。僕も筋肉つけようかな』
｢Aさんはそのままでいてください！僕が守るので｣
『え〜でも守られてばっかりは男の名が廃るよ〜』
｢絶対やめてください！！｣
『そうか。そこまで言うなら、太らない程度にしておこうかな』
｢太っても絶対かわいいです！｣
『か、かわいい、か…』

僕よりジョングクくんの方がうんと可愛いとは思うんだけど、内緒にしておこう。
…ぶよぶよしないうちに筋トレは始めようと心に誓った。

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