夢の時間 (ページ10)

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次の日、

目を覚ますと

目の前にはセフンくんの胸板。

『～、///』

見慣れない男の人の体。

しかも、セフンくんの体は

服の上からではわからないけど

しっかりと筋肉がついていた。

そんなセフンくんの体は

昨日、暗闇で見た時とは

また違うように見えた。

そうだ、

私、セフンくんと一線超えちゃったんだ。

そう、改めて実感した。

と、同時に

やってはいけないことをした

そんな罪悪感が襲ってきた。

「何、難しい顔してんの」

上から声がして

顔を上げると、

「ん、おはよう」

セフンくんの顔が近づいてきて

おはよう、

そう言おうとしたときには、唇が奪われていた。

『今日仕事は？』

そう聞くと、

「んー、昼から」

まだ眠そうな声が返ってきた。

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今日は、土曜日。

私は休みだけど

旦那が帰ってくる。

洗濯しなきゃ。

掃除もしなきゃ。

ベッドから出て

服を身に纏おうとすると

「もう帰るの？」

　『うん』

そう言い、セフンくんを見ると

眠そうに起き上がった。

そして、拗ねた子供みたいな声で

「お腹...減った」

顔の半分布団で隠して

そう言ってきたセフンくんを

見過ごして帰れるわけがない。

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