風邪(和)５ ページ36
翔サイド
ちょっと遅めの昼食を取ろうと食堂にむかっているとポケットに入っていたPHSがなった。
こんなときに急患か？と通話ボタンをおすと内科病棟から。
外科の先生から電話が入ってるから帰って来いとのこと。
え？外科？なんのようだろう・・・
しかたなく身をひるがえし来た道を戻り病棟に行き保留してあった受話器を受け取ると沢村君から。
確か和の部下だっけ？
翔「どうしたの？」
沢『和先生がすごい熱で動けなくなっちゃって・・・！』
翔「えぇ？和が？今どこ？」
沢『5階の第三会議室です。』
昨日からぐあいわるそうだったもんなぁ。
うごけなくなるってよっぽどだろうとすこし急ぎ足でエレベーターにのり会議室へ急いだ。
会議室には青白い顔をしてぺたんと座り込む和の姿があった。
俺がきたのにも反応しなかったことに心配になる。
とにかく抱き上げて救急に連れて行くことにした。
廊下を歩いてる途中に目を覚ましてくれて一安心。
しかも甘えてくれて・・・
元気なときなら考えられないからうれしかった。
救急につくとかけまわってる潤をみつけた。
翔「潤！潤！いま忙しい？」
俺が和を抱えてるのをみて一瞬驚いた顔をしたがすぐに駆け寄ってきてくれた。
潤「どしたの？和にぃ？」
翔「ベッド空いてる？ちょっと熱高くてね。俺も詳しいことは知らないけど昨日のが悪化したんじゃないかなって。」
潤「わかった。スタッフルームの空いてるけどそこでいい？」
翔「うん。」
ついてきて、という潤の後をおい奥の部屋にはいった。
そこには1つベッドがおいてあった。きっと仮眠用とかなのだろう。
その上に和を寝かすとクリンと丸まってしまった。
潤「和にぃ？どこが痛いかいえる？」
和「ん・・・いたいの。くるし・・・」
ぐずってる和はちゃんと応えてくれない。
潤もこまって俺に助けを求めてきた。
翔「かーず。どこいたいいたいか言わないとずっと痛いまんまだよ？いいの？」
和「や・・・あたま・・・のど・・・」
ようやく言ってくれて潤に指示をだす。
翔「潤、ロルフェラミン入れて。」
潤「解熱もする？」
翔「あ、その前に体温計。」
潤「そこの引き出しに入ってるからつかっていいよ。」
まるまってる和の脇にさしこみしばらくまつ。
その間に点滴もつけられた。
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kammostsluvamos(プロフ) - 面白くて5人が可愛くて一気に読みました！続き楽しみにしています！ (2021年2月20日 10時) (
レス) id: e05623e0c3 (このIDを非表示/違反報告)
美夏(プロフ) - 面白くて一気に読んでいます。これからも期待しています。１つ気になったのですが、風邪（和）2の冒頭、「ニノ」となっていますが、「和」じゃないでしょうか？ (2016年2月4日 7時) (レス) id: 58fd0bd2b1 (このIDを非表示/違反報告)
和奈(プロフ) - 頑張ってください!!! (2014年4月17日 18時) (レス) id: 101ee8b0f9 (このIDを非表示/違反報告)
ルシア(プロフ) - ついに復活ですか〜 嬉しいです！ (2014年3月26日 23時) (レス) id: 4e1f2d9bfc (このIDを非表示/違反報告)
まろ(プロフ) - かずほさん» ありがとうございます(*^^*) (2013年12月6日 6時) (レス) id: 9ef67c3f29 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かずほ
| 作成日時：2013年7月26日 22時
