紅の純情。

純情24% ページ26

貴方side






貴｢白石Aです。
最近、この学校に転校してきました。
宜しくお願いします。｣







一通りの、自己紹介を終える。




最初は、怖い人達と思っていたが話してみるとワイワイしていて、あまり他の高校生と変わらなかった。









北｢なら、作戦会議するか。｣







机をみんなで囲むように集まる。








｢ねぇ、得体の知れない私をこんな会議に入れていいの？｣







周りからすれば、馴染んだように見えるかもしれないが、これでも私は外部の人間。




こんな、グループの大切な話し合いに参加してもいいのだろうか。









樹｢あぁ。
だって、お前は今日から仲間だろ？｣








仲間...。





その言葉が重くのしかかる。








大｢まぁ、今日の会議から行くとPrinceの3人は俺と北斗とジェシーと同じぐらいの強さ。
そして、Aは未知数だが、聞いている話からすると副会長2人と同じぐらいの強さだろ？｣









優｢まぁ、副会長の中島健人は絶対に女は殴らない。らしいからね。
そことは、Aは戦うことはないと思うけど。｣









樹｢今、Princeの奴らは丁度席を外している、それにAがPrinceを既に倒しているため、俺達が倒すべきは生徒会だけだ。｣









ジ｢作戦はこう、樹と優吾と慎太郎は中島健人を。
俺と、北斗は菊池風磨を。
そして、大我とAは佐藤勝利を倒してくれ。｣








正直、いくら3人係で行こうとジェシーと北斗のペアで行こうと勝てる感じがしない。




私と、Princeの奴らが圧倒的実力差であったように五人も倒されるのではないか。




勿論、それは私と大我も言えたことではないが。









｢私が、菊池風磨を倒した方が(((｣








北｢分かってるよ。俺達も。
多分、時間稼ぎにしかならないことを。
ただ、それでも果たさなきゃいけないもあるんだ。
俺達は、今年で3年生だ。
もう、チャンスは残り少ない。
そんな中で、少しでもこいつらにかっこいい姿見せたいだろ？｣







慎｢それが、仲間ってもんだよ。
生徒会を倒す＝生徒会長を倒すということ。
その為には、Aと大我にかかっているんだ。
頼むよ2人とも。｣









決戦は明日だ。

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