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目覚めた蓮の花。 ページ5

貴方side



それからというもの、
長い夢を見ていた。



夢の内容は彼女の過去。
彼女の呼吸法。



神様曰く、
「流石に起きて記憶なかったから困るから。」
らしい。




にしても、
「どうすればいいんだ...」



彼女の過去は可哀想なものだった。
両親は鬼にされその仇を取るために、
鬼滅隊に入隊。
それの後、沢山の仲間が死亡。
その度に身をさかれる様な悲しい思いをしていた。


特に、悲しみが1番出ていたのは、
胡蝶カナエという女性がなくなった時。
その時の、彼女は一番悲しそうだった。



そして、目が覚める。
何だか緊張するな〜なんて思いつつ。



目を開くと、
久しぶりの光が眩しい。





「うわぁぁぁ!!」




思わず、声を上げてしまった。
そこには、傷だらけの男の人。
確かに、記憶に出てきた不死川実弥って人。



その人は、口をアワアワさせながらどこかに行ってしまった...。
ぐせぬ。
私の記憶の中では、
彼はもっとこう口が悪くて今みたいに戸惑う感じではなかったけど??
確かに、生死さまよった挙句目覚めたら驚くだろうけど...。




1人になった、
無駄に広い部屋の中で鏡を見る。



体も見た目も私そのままだ。
ただ、昔ながらの部屋作り。
和風な家と庭。
ほんとに、ここは大正時代なんだなと。



すると、先程の男性が女性を連れて戻ってきた。





し「Aさん...目覚めたのですね。」




「ありがとうございます。しのぶさん。」






この女性は、胡蝶しのぶ。
私の記憶の中でもしっかり残っている。
この女性は、今も記憶の中でも私に冷たい視線を送っている。



すると、しのぶさんと言われる女性は、
目を大きくし驚いていた。





えっ...?
そんなことある??



割と、テンプレな返事しなだけで驚く?
お礼言っただけだよ。






実は、目覚めるに当たって大きな問題があった。
あの、気まぐれ神様が、
何の計らいか彼女の性格までは教えてくれなかった。




確かに、彼女の記憶や過去。
また、鬼滅隊における柱であることや強さは教えたくれたけど、彼女がどのように周りと接し、
どのような人物像であったかは教えてくれなかった。



ただただ、優しく女性であることは分かっているけど。



神様曰く、
「確かに、今の君は彼女であって彼女じゃない。
君の思うまま。君らしく生きていけばいい。」



そう言っていた。
確かに、変に装わなくていいけど...
こんなことある!?
出てこいよ。エセ神様。
1発ぶん殴る(((

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作者名:メロン兎 | 作成日時:2019年10月30日 3時

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