0.5個目。【転校編】 ページ9
貴方side
私は、あくまで喧嘩を売られたら買う主義で、
ツッパリやスケバンとは喧嘩するものの、
一般人の子達には手を出さなかった。
「ねぇ、紅野君。
ちょっと、やりすぎじゃない？」
紅「良いんだよ。
ぶつかってきたのは、コイツらなんだし。」
でも、向こうは謝ってるんだし...。
と、強く言えない私はまだ弱いな。
その姿に、少し不満を覚えつつも紅野君達とつるむ日々。
ただ、そんなある日事件は起きた。
紅「あっ、てめぇ今肩ぶつかっただろ？」
いつも通り、紅野君が絡んでいると
男「あっ、すみません。」
相手は、少し気弱そうな男の人で、
片手には、花束おケーキを抱えていた。
岩「ごめんで、済む問題じゃねぇよな？」
そう言うと、5人は男の人に飛びかかる。
紅「なに、このケーキと花束。
美味しそうじゃん。」
男「それだけは、辞めてください。
それ、娘の為に買ったものなんです。」
紅「へぇー。」
紅野君は、そう言うとケーキと花束を踏みつける。
紅「残念。
折角の、ケーキ台無しになったねー。」
そう、満面の笑みで微笑むと、
紅「行くぞ。」
紅野君達は、その場を後にする。
紅「じゃあ。
今日は、解散で〜。」
そう言うと、皆帰って行く。
紅「どうしたの、A？
元気ないけど？」
「紅野君...。
さっきは、やりすぎじゃないかな？」
紅「えっ、なに？
A、あの男の味方するの？」
そう言った、彼の目はとても冷たい目をしてた。
「そういうことじゃないんだけど...。ただ...。」
あからさまに、言葉を詰まらせる私を見て、
紅「はぁ。いいよ、もう。
今日は、帰ろう。」
そう言って、私は家に帰る。
「はぁ...。」
父「どうした？
最近、元気ないな。」
「そうかな？」
父「実はな、最近東京での事業が落ち着いてな。
千葉に戻れるかもしれないんだ。」
父親からの突然の報告に驚く。
紅野君と離れるのは嫌だけど、
正直、今の紅野君の姿は見てられない。
最近、前よりも行動が卑劣になった気がする...。
父「Aが、東京に残りたいならいいが、
考えといてくれ。」
そう言われて、部屋で1人で考える。
確かに、東京より千葉の方が仲良い子は多いし、
父親1人で暮らすのも何かと心配だ。
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み - すごくおもしろいです！！これからも頑張ってください！ (2019年1月4日 2時) (
レス) id: 7cbcfe8fc5 (このIDを非表示/違反報告)
メロン兎(プロフ) - うまるさん» ありがとうございます！嬉しいです(^^)ありがとうございます！！ (2018年12月27日 2時) (レス) id: 77b64807ed (このIDを非表示/違反報告)
メロン兎(プロフ) - yupさん» ありがとうございます！頑張ります！！ (2018年12月27日 2時) (レス) id: 77b64807ed (このIDを非表示/違反報告)
メロン兎(プロフ) - なーなーさん» ありがとうございます！私もロスです(>_<) (2018年12月27日 2時) (レス) id: 77b64807ed (このIDを非表示/違反報告)
メロン兎(プロフ) - 恋飴 @出戻りさん» ありがとうございます！！頑張ります！ (2018年12月27日 2時) (レス) id: 77b64807ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：メロン兎 | 作成日時：2018年11月14日 17時
