1人目 ページ33
そして...あれから、二週間が過ぎた頃だった
先生がもう少しで退院出来るからと
俺達は家で色々していた
先生が帰ってきても、障害にならないようにな
その日は雷鳴が轟く豪雨だった為、江雪と一期
の二人は病院に泊まると連絡があった
つまり、家には俺と国永、宗近の三人になる訳
なのだが...宗近が帰って来ない
鶴丸「おかしいな...今日は部活ないってのに」
「まぁ、すぐに帰ってくるだろう」
そう思い、俺達は普段通り風呂に入り夕食を
済ませた。しかし一向に宗近が帰ってくる気配
が無く、俺達は不安にかられた
と、その時
鶴丸「っ..うぉ！」
大きな雷が落ちた
「近くだったな...」
鶴丸「あぁ、ったく、宗近は何をしてんだか」
「さぁな。こんな時間になっても帰らないならば...実家にでも泊まるんじゃないか？」
鶴丸「だったら連絡くらいしろよな..」
「そろそろ寝るか」
鶴丸「そうだな！」
特に気にせずに俺達はその日眠ったが
翌朝、目覚めても宗近が帰った形跡はなく
そして
髭切「...宗近君が、河川敷で見つかった」
「...えっ？」
朝方、家を訪れた国永の従兄弟である刑事から
そう告げられたのだった
髭切「昨夜の豪雨によって、随分流されたようだ。荷物が見つかった位置より、はるか下流で宗近君は倒れてたらしい」
この人の話が...あまり頭に入らない
国永はまだ寝てるから、大丈夫だが
髭切「生きてるのが奇跡だよ。今は中央病院に運ばれて、集中治療室にいるみたいだ......それで、キミに聞きたいけど..宗近君は、昨日、何か連絡してたかい？」
「いや、何も...てっきり、実家に泊まると思って」
髭切「そう。ありがとう.....それと、しばらく僕と弟が此処に泊まらせてもらうね」
「は？なんで」
髭切「キミ達をね、守りたいからだよ」
────────────────
side石切丸
病院独特の嫌な匂いが鼻を刺激する
ガラス越しの部屋に横たわっている宗近は
点滴をうたれ、酸素マスクをつけて
今剣「...かわいそうに」
そう、まさにその通りだった
今朝早くに宗近が運ばれたと連絡を貰って
私達は全員で駆けつけた
そしたらこのザマだ
岩融「やはり、送っていけばよかったのだ」
今更後悔しても遅い
それでも...後悔せずにはいられなかった
昨日も遅くまで銃術をしていた宗近に、送ろうかと問うたら、断られた
...無理矢理にでも送れば、宗近は..
小狐「誰じゃ...犯人は」
「さぁ..警察も、行き詰まりらしいよ」
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ルイ(プロフ) - え、えぇ、は、え？ (2019年7月10日 3時) (
レス) id: 1036fcd1e5 (このIDを非表示/違反報告)
宍添 - この話とってもおもしろいです！続き待ってます。 (2019年3月10日 15時) (レス) id: 75944ab9a2 (このIDを非表示/違反報告)
風船ガム - 晴嵐さん» いえ、こちらこそ、おくれてもうしわけありません！！ だいじょうぶですよ！ ありがとうございます！！がんばります！ (2018年2月14日 20時) (レス) id: 4ad624ef5c (このIDを非表示/違反報告)
風船ガム - 晴嵐さん» おぉ！それは、すみません！！いえいえ、ごじは、気にしないでください！こうしんがんばります！ありがとうございます！ (2018年2月11日 22時) (レス) id: 4ad624ef5c (このIDを非表示/違反報告)
風船ガム - 晴嵐さん» ありがとうございます！面白く出来ていたら、良かったです！ 更新頑張ります！楽しみにしていて下さい (2018年2月11日 14時) (レス) id: 4ad624ef5c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：風船ガム | 作成日時：2018年2月5日 19時
