フッて何が悪い ページ32
side鶯丸
部活の休憩中
俺はマネージャーに呼ばれた
部長「おっ、備前。モテモテじゃねぇか」
部長は気前が良く、サバサバとしていて
俺は嫌いではない
そんな部長に断り、俺はマネージャーの元へ
弓道部が活動している道場の裏で俺は手紙を
渡された
マネ「あの..ずっと、備前君が好きで！」
「悪いが、これは受け取れない」
俺はマネージャーが言い終える前に断った
マネージャーは顔をあげて俺を見つめる
その表情は愕然として瞳には哀しみを帯びている
...なんだ、その瞳は
マネ「そんなっ...私、まだ最後まで」
「話はそれだけか。そうなら戻るぞ」
俺は冷たく言い放ち、その場を去ろうとしたのに
マネ「待ってよ！備前君！」
マネージャーは裾を掴んできて、上目遣いで言った
マネ「お願い。私と付き合って？...私、本当に備前君が好きなの。弓道部に入ったのも、備前君が弓道してるところがかっこよくて」
「...」
マネ「私、自分の気持ちを打ち明けるの...備前君が初めてなんだぁ」
ニコニコと言ったマネージャーを無視し
俺はそのまま道場に戻った
何を勘違いしたのか、そいつは俺の腕に絡んで
後をついてきたけどな...
部長「おっ、おいおい備前〜、部活くらい彼女とベタつくなって！」
道場に入るとさっそく部長が絡んできた
「..なんの事ですか？」
部長「いやいや、マネちゃんと仲良く戻ってきちゃってさぁ」
部長はニヤニヤしながら俺をつつく
俺はそんな部長を一瞥し、そしていつまでも
腕に絡んでいる女を冷めた目で見下ろした
「何時までくっついてるつもりだ」
マネ「ええー？だって、備前君が付き合うって」
「俺が何時そう言った。勝手に脳内変換するな
...迷惑だ。早く離れろ」
甘ったるい声を出す女を俺は睨みつけ言う
女はビクリとして離れた
マネ「どうして？」
「どうして？...どういう意味だ？」
マネ「だって、備前君、腕掴んでも何も言わないで私と道場に来たじゃない」
「ハッ...随分めでたい頭だなお前は」
俺は自分の弓を持ち、鼻で笑い飛ばした
部長や先輩達の声がするが、正直入らない
「俺は一言も、OKなど言ってない。ましてお前などと交際？冗談も程々にしてくれ」
スッと、瞳に闇が宿るのがわかった
「昔は好きなだけ俺を馬鹿にした癖に...今更猫かぶって、俺が好き？付き合ってくれ？...本当に吐きそうだ。悪いが俺は女に興味はない.....お前のような醜い奴には尚更な」
ズバリと言い放ち、俺は練習するために
位置に戻った
気持ち悪い...フッて何が悪いんだ
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ルイ(プロフ) - え、えぇ、は、え？ (2019年7月10日 3時) (
レス) id: 1036fcd1e5 (このIDを非表示/違反報告)
宍添 - この話とってもおもしろいです！続き待ってます。 (2019年3月10日 15時) (レス) id: 75944ab9a2 (このIDを非表示/違反報告)
風船ガム - 晴嵐さん» いえ、こちらこそ、おくれてもうしわけありません！！ だいじょうぶですよ！ ありがとうございます！！がんばります！ (2018年2月14日 20時) (レス) id: 4ad624ef5c (このIDを非表示/違反報告)
風船ガム - 晴嵐さん» おぉ！それは、すみません！！いえいえ、ごじは、気にしないでください！こうしんがんばります！ありがとうございます！ (2018年2月11日 22時) (レス) id: 4ad624ef5c (このIDを非表示/違反報告)
風船ガム - 晴嵐さん» ありがとうございます！面白く出来ていたら、良かったです！ 更新頑張ります！楽しみにしていて下さい (2018年2月11日 14時) (レス) id: 4ad624ef5c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：風船ガム | 作成日時：2018年2月5日 19時
