おでかけ ページ12
side三日月
朝起きると、先生はソファで寝てた
「先生」
一つ声をかけると、うーんと唸り目を開ける
『...宗近？』
「あぁ」
『そっか...朝か』
先生は眠たそうに身体を起こした
『学校は？お前ら支度しねぇのか』
「今日は休みだ。土曜日だぞ？」
『あぁ..』
「先生、今日はお仕事あるのか？」
時計から目をずらし俺を見た先生は、ソファから立ちがりキッチンへ向かった
「先生？」
『どっか行くか』
冷蔵庫から牛乳を取り出し言った
「どっか？どこ？」
『一番に起きたご褒美。何処に行きたい？』
「！...水族館！」
『おっけ、じゃあみんな起こしてきて』
先生はフライパンを出して俺に言った
俺は頷いて、部屋に走った
部屋にはみんなが寝てる
ベッドでぐっすりだ
「起きろー！！」
大声を上げると、二段ベッドの上にいた
鶴丸が落ちた
鶴丸「っ..」
「鶴！喜べ！水族館だ」
俺は鶴に駆け寄るが
鶴丸「キィーッ」
鶴は癇癪を起こし、ドスドスと部屋から出ていった
寝起きが悪いな
部屋の外から先生の笑い声が聞こえるぞ
それから鶴の泣き声
一期「..宗近、おはよう」
「おはよう一期！」
江雪「おはようございます」
「おはよう江雪！」
もう一つの二段ベッドから二人が起きてくる
江雪「毎朝早起きで偉いですね」
江雪は微笑んで頭を撫でて出ていった
一期「先生は？起きたかい」
「あぁ、朝ごはん作ってくれてるんだぞ！
久しぶりの先生のごはんだ！」
一期「そう..宗近も早くおいで」
一期も江雪に続いて出ていった
後は...鶯丸だ
「おーい、鶯」
俺は二段ベッドの上にはしごで登り
覗き込む
鶯丸はすやすやと眠っていた
「...鶯、うぐ。朝だぞ」
ほっぺたをツンツンとつついて囁く
鶯丸「ん...ぅ」
だが寝返りをうって向こうをむいてしまった
あなや..早く起こさねば
「鶯、起きろ」
俺ははしごから登り、ベッドに入る
背中を揺すると、やっと目を開けた
「鶯、おはよう」
鶯丸「..三日月」
「今日はな、先生が水族館に連れてってくれるんだ。早く起きてごはん食べよう」
鶯丸「水族館...？」
「あぁ！おやすみだからな！」
言うと鶯丸は起き上がる
鶯丸「早く行くぞ」
その瞳は爛々と輝いていた
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ルイ(プロフ) - え、えぇ、は、え？ (2019年7月10日 3時) (
レス) id: 1036fcd1e5 (このIDを非表示/違反報告)
宍添 - この話とってもおもしろいです！続き待ってます。 (2019年3月10日 15時) (レス) id: 75944ab9a2 (このIDを非表示/違反報告)
風船ガム - 晴嵐さん» いえ、こちらこそ、おくれてもうしわけありません！！ だいじょうぶですよ！ ありがとうございます！！がんばります！ (2018年2月14日 20時) (レス) id: 4ad624ef5c (このIDを非表示/違反報告)
風船ガム - 晴嵐さん» おぉ！それは、すみません！！いえいえ、ごじは、気にしないでください！こうしんがんばります！ありがとうございます！ (2018年2月11日 22時) (レス) id: 4ad624ef5c (このIDを非表示/違反報告)
風船ガム - 晴嵐さん» ありがとうございます！面白く出来ていたら、良かったです！ 更新頑張ります！楽しみにしていて下さい (2018年2月11日 14時) (レス) id: 4ad624ef5c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：風船ガム | 作成日時：2018年2月5日 19時
