石のつまった部屋★S.O 3

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今日も、○○さんと一緒にクライアントの交渉を終えた。

そして、ビルを出ると、

刑事「ちょっといいですか？」

女刑事さんに○○さんが声をかけられた。

○○「…なんですか？」

刑事「あぁ、私、捜査一課の○○と申します」

女刑事さんは、そう名乗った。

刑事「かるた名人の○○○○さん、ご存知ですよね？新宿で殺害

されました。御同行をお願いします」

え…？

★☆★☆★

○○「それで…？」

刑事「昨日の午後2時から午後3時は一体何をしてました？」

この○○と名乗る刑事は、私にアリバイを聞いてきた。

○○「その時間は、クライアントとの交渉を終えて車で移動

してましたけど？」

刑事「ちなみにそのアリバイを証明できるものは？」

○○「ありませんけど…？」

刑事「そうですか…」

この女刑事、ムカツク…

○○「何でそんな事を聞くのですか？」

刑事「実はですねぇ、○○さんの通話記録に貴方の電話番号が書いて

あるんですよね。…一体どういう内容だったのですか？」

○○「個人的な相談です。守秘義務があるのでお話しできません」

私は、答えなかった。

刑事「困りましたねぇ。この事件は厄介なんですよ。何度も話を聞く事に

なりますよ？」

何？脅し？

○○「厄介？」

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