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館長「言わなかった事によって、何か変わりでも…?」
A「おそらく犯人は、この届いた日よりも前に、
この脅迫文をポストに入れていた」
O「え、どうやってですか?」
館長「ちゃんと中を見ているので、すぐわかっちゃうのでは…?」
僕は、頷いた。
A「犯人は、この脅迫文をポストの天井に置いておいたのです」
館長「え…?」
A「そうすれば、他に何か宅配物が届いたときは、必ずこのふたから
いれるので、それと同時に脅迫文が落ちる仕組みになっているのです。
この仕組みは、よくマジックで使われるらしいのです」
O「それで、マジックのタネ…」
そう言うことか。
A「このポストの場所さえ、分かっていれば、誰でも出来るということに
なるのです」
館長「そう、なんですか…」
でも、その偽物の石だとかは…
A「後は、この石に関してですね。この石は…
前にもみ合っていたときなのではないのですか?」
もみ合ってた時…
O「そんな時、あったのですか?」
館長「そう言えば…あの時、クレームをつけてきた人がいたので、
その人とケンカになったことがありました」
A「おそらくその時ですね」
でも、そうだったとしても…
A「その時、ケンカをしていたところを目撃した人がいます。
それは、その日に掃除していた清掃員。後は…貴方です」
神埼さんは、あの男性の方を向いた。
男性「…僕がいたという証拠でも?」
A「清掃員が見ていました。その時に来客していた人は、貴方と
そのクレームをつけた人だけだったと言っていたので」
へぇ…
O「それで、どの石なのですか?」
A「おそらく、貴方がずっと見ていたパールでしょう」
え?
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作者名:マロン | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/maronn/
作成日時:2012年5月14日 17時