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五、まだ早い ページ7

〜本丸内〜





薬研「あれ?大将たちは・・・」
小夜「今、兄さんとお話中だよ」

今剣「うぅ〜あるじさまとあそびたいですぅ・・・」
?「がっはっは!中々昔語りなどはできぬからな!」
堀川「まあいいんじゃないかな?」


山姥「(いきなり五時間がきてたとは・・・)
  ん?




  これは・・・」


〜客間(的な場所)〜





『秀吉様の刀・・・だったろう』
宗三「やはり、(人1)殿でしたか」


なんとも宗三は天下人の持つ刀、らしい。
(その天下人の名前までは教えてくれなかったが)


白「いやぁ最初が今川の刀・・・って時点で既に何かしらの不幸を感じるんだが・・・」
『言うな白。・・・そういう人なのだ』
宗三「彼、何を早まったか扇で戦に出てましたからね」

『まて、お前が言ったら駄目だろう』



白「秀吉様なんて素手だし」
宗三「あの方は刀を持った衝撃で折れるでしょうね」←
『お前は主人に対しても正直だな』

白「(それは少し違う気が・・・)」

『後は家康だな』
白「(・・・!)」

宗三「?・・・ええ、あの方も、そうですね」
『あいつはまた違った風格だよな。

 槍で最初は戦っていたけど、その後も手で・・・あれ?』



何か・・・忘れて?

白「はあっ!!」((ドゴッ
宗三「!!」

『うっ・・・かハッ!?』


あ、あれ・・・あ、れ・・・?
三成・・・さ、まは・・・・・・・?





宗三「・・・貴方も乱暴ですね」

白「・・・・・・今は、こうするしかない」

宗三「世話の掛かりそうな人だ・・・」
白「どうだ、愛らしいだろ?」
宗三「貴方の趣味は知りません」

白「宗三、悪い。
  私は(人1)を部屋に連れて行くから・・・」

宗三「僕は構いません。
  小夜達の元へ行ってきます」
白「・・・お前も大概だぞ?」
宗三「貴方もでしょう?」





宗三「(小夜があそこまで・・・退屈はしなさそうだ。

  ですが何故・・・いや、止めておこう・・・・・・)」



〜審神者:寝室〜
<白目線>





白「これでよし・・・」


(人1)を布団の中に優しくぶち込み、←
ふう・・・と溜息をつくと切国が入ってきた


山姥「おい・・・っ、寝てたか」
白「(眠らせたに近いが)あぁ、どうした?」

山姥「主がこれ、落としたみたいでな」


そう言って渡してきた。
・・・・・・しまった、落としていたのか


白「・・・そうだな。切国」
山姥「なんだ?」









白「お前にも、話しておこうか」

六、主を愛し→←四、戦後の刀



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作者名:佐吉 | 作成日時:2015年8月13日 22時

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