黄色の笑顔に答える日 (ページ30)

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岩本 side

その後も優里さんとずっと話しているA｡

休憩中の会話は割とよく聞こえてくるもので

優｢いやぁ、あそこでアレンジ入れれんのはAちゃんしか

いないでしょー｣

『だって先にアレンジ入れたじゃないですか！

焦りましたからほんとに… 仕返ししてやったんです』

優｢なんだかわいいことすんじゃーん｣

『すぐからかうじゃないですか、そーゆー人嫌いです｡(笑)』

優｢え゛｡｣

『どうしました？(笑)』

優｢からかってんじゃん(笑)｣

くっそーめっちゃ楽しそうじゃんかーーー

隣行きてぇよ俺も｡

愛｢岩本さん、お疲れ様です｣

岩｢おお、久しぶりだね｣

愛｢この前まで毎日のように会ってたのになんか変ですね(笑)｣

岩｢確かに(笑) 元気？｣

愛｢はい！お陰様で｣

岩｢そっか、｣

ちゃんと挨拶しに来るなんて丁寧な子だな

と思いながら映画の話をするなど他愛もない話をしていると

こちらを見ていたAと目が合う｡

岩｢(やっば｡)ﾌｲｯ｣

あーーーーーーやべぇやった｡今完全に俺目ぇ逸らしたよなー｡

あーーせっかくこっち見てたのにーー

愛｢…岩本さん、大丈夫ですか？｣

岩｢あ、うん大丈夫｡｣

愛｢すいません時間取っちゃって｡

知り合いの方があまり居なくて、ちょっと不安で｣

岩｢全然｣

愛｢ありがとうございます、じゃ、また！｣