検索窓
今日:5 hit、昨日:0 hit、合計:4,096 hit

ページ16

一日目も夕方に差し掛かって、

鈴さんから
「今日はもう終わりでいいよ!
その分明日からみっちり働いてもらうわ!」

休むか遊ぶかしろということだったので
借りたお部屋に戻り夏休み課題をやる事にした

おばさんにそれを伝えてから
そっと部屋に戻る

彼らにバレたら面倒なので
トイレに行くふりをしてそのまま自室へ。



イヤホンから流れるジャズが
非常に心地いい。
これなら勉強も捗りそう。


「よしっ」


気合いも充分






一方彼らはと言うと…




り「みんな今からどうするー?」

さ「部屋に戻るのも勿体ねぇな」

こ「明日から働き詰めなんでしょ?
だったら今のうちに遊ばなきゃじゃん!」

な「鎌倉なんてほとんど来ないし観光しちゃおっか」

る「賛成です!晩御飯もあるけど
なにか美味しそうなの食べたいです」

さ「んじゃあ早速行くか」

じ「ごめん俺パス!」

る「え〜!?ジェルくんに
奢ってもらおうと思ったのに」

こ「がめついな〜この男」

り「なんか用事?」

じ「この間課題終わらそう思ったら急用ができて全く出来へんかったんよ…」

こ「ジェルくんが?随分珍しいね」

じ「後半楽しめるようにパパっと終わらしたるは!」

な「頑張ってね。お土産買ってくる!」

り「夜にみんなで食べれるヤツにしよ!」

こ「それじゃあ行こーう!」

じ「みんな気ぃつけてな〜」



“課題が終わっていない”なんて嘘。

実はさっき鈴さんとAの会話を
聞いていたのである。


ホスト部部長が目指す先は、


彼女のお部屋。




━━━━━━━━━━━━━━━



取り掛かってからからはや10分ほど
たっただろうか?

時計を見たら時刻は16時07分だった


そして早くも英語の課題に躓く…


「なにこれ…」


ひとり唸っていると、
急に左耳からイヤホンが取れた


いや、取られた



驚いて身構えたまま左をむくと、

嫌になりそうなほどと撮った顔の部長が

至近距離で私を見つめていた



じ「分からんとこあるなら俺が教えたるで?」


「へ、変態!!!!」


じ「ぶぉあ!!」



恥ずかしくて平手打ちをお見舞いです…

▽→←△お休みの日も△



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
15人がお気に入り
設定タグ:stpr , ジェルくん , すとぷり
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:プランクトン | 作成日時:2020年12月16日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。