コイツが特級とか聞いてない。【乙骨憂太】

自分の居場所 ページ9

乙「Aさん」


呼ぶなｧ"ｧ"！！！！怖いから！まじで！！！！
殺っちゃおうか会を開いてから、相手を殺すまでに
怖いと思う感情なんて無かった。

呪力をもった私を気味悪がって罵倒した一家を
全滅させてからは、強いのだと信じきってた。

でも

気づいてた。ここに来てから。



『なに？乙骨くん』


五条悟も、オッコツも、

今まで殺してきたやつとはワケが違くて。
　
きっと私なんか比べ物にならないくらい遥かに強い。

　

＿＿＿＿＿だから、怖いんだ。

　






乙「君は、"呪術師"だよね？」




なわけないでしょ。なんのためにあのイカれた
非術師どもを守らなきゃいけないの。



『急にどうしたの？そうだよ、立派な呪術師に
なるために来たの。』



乙「そっか。よかった。君とは戦いたくないから。
呪力もかなり多そうだし。味方でよかったよ。」



そういって口元だけの笑いを浮かべる。
ていうか、呪力抑えてたの気づいてたのかよ。
　

＿＿＿＿＿＿＿五条悟よりタチが悪い。





乙「部屋にお皿とりにいってくるね。ここで待ってて」




結局私に手伝わせる余地もないし。

まって、部屋って行った？？


『私も手伝うよ』



やば、これ殺せるわ。勝ち確。最高。






　
乙「わざわざありがとう。じゃあ、着いてきて」



　
　
　
あの子たちと再開して、
ね？殺せたでしょ？ってまた笑いたい。
そこが、私の居場所だから。

呪術師を殺すことで非術師を否定する。


そして、自分の立ち位置をあらしめ続けたいの。







　

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