ばか ページ40
完全に浮かれてた。
これだけは絶対に隠さなきゃいけない事だったのに。
『違う。みんないい子だから』
乙「さっきのお店...この時間帯にいるの？」
乙骨の腕を掴む。＿＿かなり強く。
どうしてもやめて欲しいって思いを込めて
ギリギリと掴むけど、全く表情が動かない。
『やめろ......... 。
乙骨があの子たちを祓うっていうなら
私は乙骨を殺す』
周りはガヤガヤ騒がしいはずなのに、なぜか
この瞬間は鎮まりかえっているように思える。
乙「殺せるの？」
乙骨の指が、私の髪を一束掬う。
それを、乙骨の腕を握る反対の腕で制した。
乙骨の黒い目玉は私の捉えてピクリとも動かない。
『わからない。けど、殺す。』
乙「君が本気で僕を殺そうとするなら、
僕も君を本気で殺しにいかなきゃいけないね」
あぁ、やっぱり。
乙「＿＿＿この話はこれで終わり」
また、ふりだしに戻ってしまう。
五「おつかれサマンサ〜♪ って暗いねぇ.....」
パンダが真似してたのってこれか。
"お疲れ様です"と五条悟に返す。
五「で？？どうだった！A！初任務！！」
『どうもこうもありません。死ぬかと思いました。
責任取ってください。ほんとに最低』
五「えぇ〜..ゴメン。でも怪我してないし、上手く
やれたんじゃないの？？」
乙「彼女は任務の終盤で呪力操作の扱いのコツを
掴んでましたけど、脚を切られたので僕が代わ
りに祓いました」
五「そっかそっかそりゃ災難だったねぇ」
こいつ......この.......この....コイツ！！クソ教師！
五「だからスカートじゃないんだ....。
まぁ、また発注するよう伊地知に言っとくよ
でも怪我人も出てないみたいだし、いや〜
頑張ったねぇA。」
『.......ﾊｲ』
乙骨がいなかったら死んでたなとか、この頭しばらく
気まずいなとかいろいろ考えてグッタリする。
また虚勢はって殺すとか言っちゃったし..ﾑﾘﾅｸｾﾆ。
五「じゃ、憂太もありがとね〜！！
二人とも、おつかれ〜！！！！！」
うぅ。
おっけーぐーぐる。
"今さっき殺害予告した人間と仲良くするには"
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 372人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
痛い奴(プロフ) - 面白そう…… 更新楽しみです(*^^*) (2022年6月14日 3時) (
レス) id: 366cb98bc0 (このIDを非表示/違反報告)
心配ちゃん - ナナナなんだこの神作品。。。更新頑張ってください！ (2022年6月13日 22時) (レス) @page6 id: 08adf0175c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：小石
| 作成日時：2022年6月13日 19時
