正しさ ページ31
本殿。。だな。おそらく、
忌々しい呪力の出どころはおそらくあそこ。
ほら。。。
『うわ、、、、、、こっっっっわ』
目玉が一つの、よく言えばカマキリみたいな呪霊が
本殿から出てきた。でっっっっっか。
民間の子供まで殺すのか。。
姿形も違うけど、あの子たちと同じ呪霊。。
腕についてる鎌のようなもので、殺す人間を
選んでるように見える。"見える"人間は既に
鳥居まで一目散に走ってくぐり抜けていた。
『乙骨、、まだ行かなくていいの??』
「え?君の任務だよ。これは」
は?
え、何言ってるの、え?え?
そんなこと言って、、、、
((乙「うん。正確にはAさんの任務なんだけど」))
た気がしてきた。
乙「君が、決めるんだよ。祓うかどうか」
え、だって、
こんな野次馬みたいな人間たちを
事件を面白がって遊びに来る人間たちを
私が助ける???
あんなでかいカマキリと戦って??
『私はッ___ 』
いい。助けない。
そう言おうとした。
でも
呪霊の目の前で、綺麗な姿勢で参拝するお年寄りや
参道を丁寧に掃く巫女さんを見て、きっとこの人達は
"私を温かく迎えてくれる側の人間"だなんて思って
しまって。
『...........祓う!祓うよ!もう!!』
走り出していた。
五条悟の指示かは知らないが、乙骨は助けてくれな
い。自分で、祓うしかない。嫌だ。怖い。大きいし。
そもそも呪霊なんて祓ったことない。
でも
「私が守りたいと思う人を守るんだ」と思う気持ちが、
これまでの複雑で絡み合った希望や思いの全てを
一掃するくらいの強い原動力になってるのも確かだ。
本殿から数メートルのところまで走り、
息を吸い込む。
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痛い奴(プロフ) - 面白そう…… 更新楽しみです(*^^*) (2022年6月14日 3時) (レス) id: 366cb98bc0 (このIDを非表示/違反報告)
心配ちゃん - ナナナなんだこの神作品。。。更新頑張ってください! (2022年6月13日 22時) (レス) @page6 id: 08adf0175c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:小石 | 作成日時:2022年6月13日 19時