尋問かな？ ページ29
『会いたいなぁ..』
オッコツがいない間に寄るには少し遠い
ジャンクフード店を見つめる。
乙「誰に会いたいの？？」
『ﾄﾞｩｪｯ』
いっっっっつのまに！？もっと気配だしてこいよ！
やばい最高にキモいとこ見られた気がする。
乙「苺と抹茶、どっちがいい？？」
お、深追いせずに飲み物を選ばせてきやがる。
こいつ......デキる。。！！
『いちご、、』
乙「ハイ」
『ありがと』
乙「向こうに自由に使えるテラス席があったから
行こっか」
オッコツの後ろをついていく。
なんかフツウの人間の女子はこうゆうヤツが好きそう
だな。知らんけど。
乙「ここ、座って」
『うん、ﾄﾞｳﾓ..』
ひくなひくな私が座る椅子を。
なんかデキすぎててむかついてくるだろうが。
"椅子に座らせてくれる男の子とか大好きで解剖したく
なっちゃう♡"とか言ってた誰かさんを思い出す。
あ、美味しい苺。抹茶も飲んでみたかったけど。
乙「Aさんってさ、なんで呪術師が嫌いなの？」
『.....ｺﾞｸﾝ』
ノーガードだった。どうでもいい世間話がくる流れ
だろ。今のは。
『.........ｯ』
呪霊の子たちにしか伝えた事が無い過去。
『普通に...子供の頃、非術師に呪力が使えるのを
気持ち悪がられて、罵倒された。家系の皆は
その時殺した。そこからは非術師が嫌いで、
非術師を守る呪術師を理解したくないだけ』
これでいい。この理由で。
乙「................Aさん。ごめん。実はそこまでは
五条先生の資料で知ってる。
ただ、君は高専に入って、いろんな人間がいるってい
う事を知ったよね。君を罵倒する人もいれば、温かく
迎えてくれる人間だっている」
『それは、、、知ってる』
乙「うん。だから、君が呪術師を嫌い いや、
"呪術師という肩書きの人間"を殺そうとする
本当の理由は＿＿＿＿多分それじゃない」
え、、、？やめて。
目の前のこいつはどこまで知ってるの。
あの子たちの存在を見た？聞いた？知った？
乙「君、呪詛師か、それか呪霊のなかに、
＿＿＿＿＿ 大切にしている人がいるの？」
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痛い奴(プロフ) - 面白そう…… 更新楽しみです(*^^*) (2022年6月14日 3時) (
レス) id: 366cb98bc0 (このIDを非表示/違反報告)
心配ちゃん - ナナナなんだこの神作品。。。更新頑張ってください！ (2022年6月13日 22時) (レス) @page6 id: 08adf0175c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：小石
| 作成日時：2022年6月13日 19時
