大切な人 ページ28
___日曜。正午。
指定された時間に間に合うように女子寮を出る。
乙「行こっか」
『うお』
女子寮から少し離れたとこで、
すでにオッコツは待っていた。
『どこまで行くの』
乙「渋谷だよ。駅から10分くらい歩いたところの神社。
二日前に、民間の子供が一人亡くなってる」
『渋谷......!?』
まって最高私たちの"誰を殺っちゃおうか会"
が開催されてるジャンクフード店がある。
会えたらな、、、、、、いやいや今会っちゃダメだ。
オッコツがいるんだった。
乙「どうしたの?楽しみ?渋谷」
『いや、渋谷はよく行ってたんだけど、そんな呪霊
いたんだな〜とか思って..あ、神社って前友達と
行ったあそこかな、、』
よし、いいぞごまかせてる
あれ、それより
『ねぇ、アンタ刀忘れたの?』
持ってないじゃん。刀。
ガタンゴトンと揺れる電車で気づく。
あぶな。よかった今気づいて。
乙「うん。今日はいいんだ」
え、そんな素手で祓えちゃうくらい余裕なの?
特級やばいな。
乙「着いたけど、まだ時間に余裕あるな」
『呪霊がでてくる時間があるの?』
乙「五条先生からの資料では、午後の三時くらい
って書いてある。あと一時間あるね」
うわ、Lポテ、っていうかあの子たちに会いたい。。
少し前まで渋谷は私の休息地だったはずなのに..
とか考えても仕方ない。
乙「ちょっと待ってて」
オッコツは向こうの通りに歩いて行った。
なんか、やっと一人になった気がする。
数日でいろんな事があったから。大変だった。
意外と良い呪術師もいる、、っていうか、
いい人間もいるんだなって。
呪霊のあの子たちとしか関わってこなかったけど_
「呪術師にも、面白かったり優しい人がいるよ」って
あの子たちに話したい。そして、それでも笑って
"おかえり"って受け入れてほしい。
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痛い奴(プロフ) - 面白そう…… 更新楽しみです(*^^*) (2022年6月14日 3時) (レス) id: 366cb98bc0 (このIDを非表示/違反報告)
心配ちゃん - ナナナなんだこの神作品。。。更新頑張ってください! (2022年6月13日 22時) (レス) @page6 id: 08adf0175c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:小石 | 作成日時:2022年6月13日 19時