検索窓
今日:45 hit、昨日:21 hit、合計:316,508 hit

なんのために ページ27




 
乙『_そうですね。僕もそれ厄介です』


五「でしょ?で、だ。僕もあんな可愛い子出来れば
殺したくないし、本物の呪術師にしたい。

あの子は所謂"呪詛師"なんかじゃない。
僕たちとは大切にするものが少し違うだけの
ただの人間だ。 意味のない殺しはしてないよ。

他の呪詛師とは違って。ね」



五条は伊地知に調べさせた彼女についての資料を
 ペラペラと振った。



乙「まだ彼女はうまく呪力操作できません。

___呪霊を祓えるほどの実力じゃない。

それに、彼女が非術師を助けるなんて言い出す
とは思えない。」



五「それでも。だ。
Aには、対象を呪術師か呪詛士か呪霊か、
で判断して欲しくない。それはA自信が
気づかなくちゃいけない」


乙「僕には手を出さずにいろってことですか」


五「うん。死にそうになったら助けてやって。
それまでは、Aにやらせて欲しい。
Aが一般人を助けたくないっていうんなら
それはそれでいいから」



乙「........わかりました。命に関わらない怪我は

  見逃します」


五「...憂太ありがとう。助かるよ。
他の三人は、きっと途中でAを守って
自分で祓っちゃうだろうからさ」


"彼女自身の意思じゃないとダメなんだ"


五条は資料の写真に目を落として言った。









『......なに。乙骨』


乙「あれ、呼び捨てになってる」


『......アンタ以外誰もいないし。別に』


誰もいない空き教室に入る。


乙「明日、任務だって。僕と二人で」


え?任務?入学して三日目で任務?


『は?任務?アンタと?』


乙「うん。正確にはAさんの任務なんだけど」


『私、まだ体術もわかりやすいし呪力操作も
できないんだけど???』


体術訓練中にこいつに言われたのを"わかりやすく"
イヤミで返してやる。



乙「知ってる」


....うるさいな。


乙「でも五条先生から言われてるから、とりあえず
伝えておくね」



『....わかった』



オッコツがいるってことは、私に実際の戦闘を
見学しろって事なのかな。五条悟の考えは。



そんな事を考えながら、二人で階段まで戻った。

大切な人→←いい人たち



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (214 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
372人がお気に入り
設定タグ:乙骨憂太 , 呪術廻戦
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

痛い奴(プロフ) - 面白そう…… 更新楽しみです(*^^*) (2022年6月14日 3時) (レス) id: 366cb98bc0 (このIDを非表示/違反報告)
心配ちゃん - ナナナなんだこの神作品。。。更新頑張ってください! (2022年6月13日 22時) (レス) @page6 id: 08adf0175c (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:小石 | 作成日時:2022年6月13日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。