コイツが特級とか聞いてない。【乙骨憂太】

戦い方 ページ22

パ「まぁ戦い方にもよるな。Aお前、呪力は使え
　 るのか？」

『まぁ、一応...』


パ「術式、どんなだ」

禪「あぁ、それ気になってたんだよ。
　 初日も聞きそびれたからな」


『えっと..私の術式は、発動している間に触れた対象
の呪力をオフにできる。使えなくする事ができるの。

一応、呪力で戦う事もできるけど....』


正直、高専にきてからは、呪力でまともに戦える
とは思わなくなった。


五条悟やオッコツを見ていると、真っ向勝負より
接近して相手の呪力を消したところを殺すほうが
自分に向いている気がする。

　

禪「いや、それって＿＿＿＿＿







微妙だな。」



パ「おう」



言ったー、！！！！！！！！！！！！！
私が一番気にして避けてた事、言ったー！！



パ「接近戦、驚くほど向いてなさそうだもんなお前。
パワーとかスピードがあるわけでもないし。

真希くらい動けりゃ、単体で接近戦で戦える
だろうけど」



禪「呪力量も申し分ねぇけど、なぁんか扱い慣れて
　 ない感じあるしな」

　
パ「おう、戦闘の経験が無さすぎるってことだな」


よくわかったね！？あと呪力抑えててもやっぱ
みんなにバレてるもんなんだ！！へえ！！

　
狗「つなつな？いくら？こんぶ！ツナマヨ！」


乙「うん。棘くんの言うようにもう一人と同伴で
戦えれば、かなり強いと思う。相手はAさんを
気にしながら戦わなくちゃならないし。


Aさんが相手に触れた瞬間を狙えば、
相手をほぼノーガードの状態で攻撃できる」


まって、それって、


『それって、私が呪力操作を覚えて、
体術とフィジカルを鍛えれば


この術式で一人で戦えるって事？』




乙骨くんの目が長い前髪で影になる。


乙「.......うん。かなり。強いと思う」


禪「接近戦で上手く相手に近づく体術と呪力を上手く
扱う操作力があれば、接近戦はもちろん、距離が
あっても一人で十分戦えるだろ」


パ「おう、呪力量が多いってのはデカいし。
一番のびしろあるぞ。お前」




　

　

強さ→←休ませて

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