コイツが特級とか聞いてない。【乙骨憂太】

休ませて ページ21

　
「ァ"〜〜〜〜〜」

パ「おいそこで喚くなうるさいぞ」

　

なんとか山の上まで走り(？)きった私は、
頂上でパンダの背中にしがみついて
帰り道おんぶ権をもぎとった。(無理矢理)



狗「ツナ！こんぶすじこめんたいこ！！」

"土曜だし午後はゆっくりしよう"とか言ってるの
かな？優しいな。棘は。


禪「そうだぞ。この後体術の訓練あるから。
　 それまでに復活しろよA」





　

.................なんてぇ？？？？？


『えと、"体術の訓練"みたいに聞こえたんだけど』


乙「うん。頑張ろうね。Aさん」





え、私に体力がないだけ？
それともこいつらがおかしいの？？？え？



　
とりあえず今この時間を堪能しておこう。うん。


　


『パンダの背中モフモフで気持ちーーー』






　





パ「..............あたってんなぁ」


ｽﾊﾟｺｰﾝ！！！！！



... 気づいたら私は真希の両腕に横抱きにされている。


パ「俺声にでてたか？」

禪「おう」

乙「パンダくん......」

狗「めんたいこ〜」


　
これからパンダに運んでもらうときは
前に抱えてもらうようにするか。


　
　『パンダ........？^_^』



パ「ｽﾏﾝ」

　


それより、これから体術訓練か。 死ぬな。





　
　

狗「す.....じこ.....」


体術訓練の前にわかったことがある。


『棘くん、私頑張ってるんだよこれでも』



私は＿＿＿体が異常に固い。そして、
　
筋力がほぼ無に等しい。


　
パ「おいA〜気合いで頑張れよ〜


棘、あと何回だ」


狗「いくら」


パ「700か。こりゃ終わらねーな。」


なぜ通じる。いくらだけで。
そんな事ツッコんでる暇はない。

私の腹筋は悲鳴をあげている。


棘に脚をおさえてもらって腹筋をはじめたわけだけど、


1000回とか意味わからない。

え？？みんなもう終わってんの？？？？？



禪「さっきの開脚も、棘に押してもらう前に
開く段階で死んでたぞ。こいつ。」

狗「ツナツナ」

禪「マジで戦えんのかぁ？、、大丈夫かよ、、」




私も思った。それ。


　







　
　

戦い方→←大変な

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す